ヤフオクやメルカリ、ブランド専門のリユースショップなどで購入したヴィンテージの服やプレミアのついた貴重な衣類、とっても素敵なんだけど古着独特の匂いが気になる・・・ということありませんか?
これらは元々の価格よりも高い価格で売買されることも多いものですが、クリーニングに出す際に気をつけることはあるのでしょうか?
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古着はダメージを受けています
古着という言い方を好まれない方もいらっしゃるかもしれませんが、ヴィンテージ品やプレミア物であっても古い衣料はダメージが進んでいることが非常に多いものです。
生地そのものが傷んでいる、プリントにワレ・はがれがある、縫い目が弱っている、ステッチがほつれているなど、ダメージを受けている衣類は通常通りのクリーニングでも耐えられないことがあります。
ヴィンテージ品のクリーニングトラブル。補償してもらえるの?
弱っている衣類を通常通りクリーニングしてしまうと風合いが変わってしまう、縫い目が裂ける、プリントが剥離してしまうなどダメージが進行することも考えられます。
もちろん、あらかじめ大変古い衣類であることがわかっていれば適した洗い方ができるのですが、それでもトラブルがおこらないとは限りません。
クリーニング事故には賠償基準があります
絶対にあってはならないことですが、明らかにクリーニング店の不注意によってお預かりした衣類にトラブルが発生した場合、賠償の義務を負うことがあります。
この賠償には基準があります。
衣類にはそれぞれ平均使用年数が制定されていて、クリーニングによるトラブルが発生した際には統一基準となっている平均使用年数を参考に賠償額を算出します。
なお、平均使用年数はクリーニング店だけで定めたものではなく、クリーニング業界、各消費者団体、弁護士、学識経験者、流通販売業者、繊維業界、保険業界、行政が制定に参加しそれぞれの立場から意見を出し合いながら定めたものになります。
ヴィンテージとしての価値は考慮されないことがある
もし補償が行われるようなことがあった場合、ヴィンテージ品の価値はどう考えられるのでしょうか?
ヴィンテージやプレミア価値は、ある人にとっては一生大切にしたい価値があるものですが、それはあくまでも主観的な価値になり、別の人には全く価値がないものであったりします。
クリーニングトラブルによる賠償は、平均使用年数を参考にした客観的な価値で内容が決まるため、ヴィンテージとしての価値は付加されず購入時からの経過月数で算出されるのが通常です。
<参考>東京くらしWEB母の形見のコートをクリーニングに出したら風合いが変わってしまった。
当然、衣類を預けたお客様にとっては納得のいく賠償にはならないかと思います。
こんなことにならないために、知っておいていただきたいことをお伝えいたします。
クリーニングトラブルを防ぐためには?
ヴィンテージ品、プレミアがついている衣料、大切な形見などは、クリーニングに出す前に必ずそのことを伝えて下さい。
価値のある衣類であることを必ず伝えましょう
お客様の方から事前の告知がなく、通常のクリーニングでトラブルが発生してしまった場合は、ほとんどのケースで購入時からの経過月数と平均使用年数の割合で賠償金が考慮されることになるでしょう。
例えば、形見のお着物などはとても長い年月が経過していることになるため、賠償額も低く見積もられてしまいます。
トラブルを未然に防ぐために一般の衣類とは異なることをしっかり伝えて下さい。
価値ある衣類であることをクリーニング店に伝えると、「うちではお預かりできません」とお断りされてしまうかもしれませんが、そのようなことになってしまった場合でもお気になさらないでくださいね。
トラブルに発展することをに防げたと思って、次回はぜひクレアンにご相談ください。
補償と特約について確認しましょう
クリーニングに出す際に、一般の衣類とは異なる価値があることをお店に伝えて、万が一のトラブルがあった場合にはどのような賠償になるのか事前に確認しておく方法もあります。
クレアンでお客様にご了解いただきたい内容は、こちらの「ご了解事項」に記載がございます。
なお、クレアンは高級クリーニング専門店ですので、お取り扱いが非常に難しい衣類のクリーニング実績が豊富にございます。
作業に入る前には必ず検品を行なっておりますので、ヴィンテージ衣類などは一般衣類と生地の強度が異なっていることもわかります。
お客様からのご連絡事項以外でもプロの目から見て気になることがありましたら事前にお知らせすることもありますので、お預け後もメールをご確認いただければ幸いです。(大切な衣類であることは事前にお知らせ下さいね)
クレアンに価値ある衣類をお預け下さったお客様の声
最後に、クレアンをご利用くださったお客様の声をご紹介します。
どのお品物もお客様にとっては大切な衣類ですが、価値ある古着のクリーニングをご依頼下さったお客様の声をピックアップしてみました。
15年前に15万円ほどで購入したコート
15年程前に、15万円で購入したハーフコートが見事によみがえりました。 有り難うございました。
使い込んだ思い入れのあるコートです
ありがとうございます。
古くて使い込んだコートですが、思い入れもひとしおです。
クリーニングに出しても綺麗にならなくて日にちも経ってしまいました。
よろしくお願いします。
失敗が許されないと思いクレアンに依頼しました
プラダスポーツのナイロンジャケットをお願いした者です。
もう日本では販売されていないので、失敗は許されないと思い高級クルーニングのクレアさんに決めました。
クリーニングを終え届いたナイロンジャケットは中から透けていた黒ずみも消え、きれいなワインレッドにもどりました。
(兵庫県 S.W様)
クレアンはヴィンテージ品・プレミアム衣料も大切にクリーニングいたします
ヴィンテージ品、プレミア衣料などは、ある人にとっては非常に価値が高いものですが、別の人にとっては何の価値も見出せないものだったりします。
古着の価値は主観的なものなので、クリーニングによってトラブルが発生しても客観的な価値をベースに賠償が行われ、プレミア価値は考慮されない場合があります。
かといって衣類に付着した汗、皮脂汚れなどをそのままにしておくと、臭いやカビの原因になりますし、生地の劣化にもつながってしまいます。
トラブルにならないために、大切にしたいけど自分ではなかなか洗うことができない衣類はクレアンにご相談下さい。
お預かりする洋服1枚1枚に適した方法でクリーニングさせていただきますので安心してお任せ下さいませ。