カジュアルシーンでどんな着こなしにもぴったり似合うレザースニーカー。
特に40代メンズはハイブランドのレザースニーカーを好んで履いているケースが多いです。
しかし、問題は履き続けていることで付着する汚れ。
そこで今回は、ハイブランド レザースニーカーのお手入れ方法について紹介します。
いつでもキレイな状態で、清潔感のある着こなしを目指していきましょう。
このページの目次
レザースニーカーはこまめなお手入れが重要
レザー素材は水に弱く傷つきやすい特徴を持っています。
さらにハイブランドとなると、一般的なレザースニーカーよりも価格は高くなるでしょう。
そのため、なるべく汚れがひどくならないうちから、こまめなお手入れをすることがキレイかつ長持ちするコツです。
最近ではビジネスシーンでもレザースニーカーを利用する方も増えてきました。
だからこそ革靴と同じように、いつでもピカピカな状態をキープして、清潔感を保っていきましょう。
ハイブランドレザースニーカーのお手入れ方法〜クリーナーを使う〜
ハイブランドレザースニーカーをお手入れするにはクリーナーを使うのが簡単かつ効果的です。
クリーナーは主にレザースニーカーの外側表面にこびりついた汚れを落とします。
用意するものは以下の通りです。
・馬毛や豚毛ブラシ
・革用クリーナー
・柔らかい布やファイバータオル
・消しゴム
・保革用クリーム
では、ステップごとにお手入れ方法を紹介します。
1. クリーナーで汚れを取る
まず、ブラシでレザースニーカー表面についている汚れを払い落としておきましょう。
その後、ブラシを湿らせてから革用のクリーナーをつけ、泡立てながらブラッシングしていきます。
全体をブラッシングできたら柔らかい布かファイバータオルを使って泡を拭き取ってください。
上記の工程を汚れが落ちるまで繰り返しましょう。
ソールの汚れについては、消しゴムを使えば落ちやすいです。
一点、溝やレザーの切断面にクリーナーを使用すると、かえって汚れを奥深くに染み込ませてしまうので注意です。
できれば、サンドペーパーを用いて、優しく溝・切断面の汚れを落としてあげましょう。
2. 日陰干しをする
クリーナー後は、必ず直射日光を避けて風通しのよい日陰で干すようにしましょう。
ただし、クリーナー使用後に乾燥させすぎると、ひび割れを起こす可能性があるので、乾かしすぎには注意です。
乾燥させてから、改めて汚れがないか確認し、問題ないようであれば保革用クリームを塗る作業に移ります。
3. 保革用クリームで栄養と潤いを与える
クリーナーで汚れを落とすと、革の栄養が損なわれてしまいます。
革の栄養が不足した状態だと表面が硬くなったり、色落ちしたりとマイナスでしかありません。
そこで、クリーナーを使ったレザースニーカーに保革用クリームを塗って、栄養と潤いを与えてあげましょう。
保革用クリームを使うタイミングは、クリーナーを使ってレザースニーカーを乾燥させた後です。
柔らかい布やクロスに保革用クリームを適量取り、レザースニーカーに塗り伸ばしていきましょう。
革がクリームを吸収する量には限度があります。
そのため、あまり多くの量を塗りすぎる必要はありません。
むしろ、多く塗ってしまうとベタつきによるホコリ・汚れの付着に繋がるので、ある程度の量の捕獲用クリームを塗るようにしてください。
ハイブランドレザースニーカーのお手入れ方法〜水洗いをする〜
革は基本的に水洗いはNGですが、
・レザースニーカーを履く機会が多い
・靴内の汗や臭いが気になる
・何年も洗っていない
以上のような場合は、自己責任のもと水洗いをしましょう。
ただし、合成皮革のスニーカーに限っては、水洗いで表面の革が剥げる・傷む可能性があるので避けるようにしてください。
用意する道具は以下の通りです。
・サドルソープ
・スポンジ
・歯ブラシ
・新聞紙
・保革用クリーム
では、実際に洗い方の手順をみていきましょう。
1. レザースニーカーを水洗いする
出典元:https://io-shoes.jp/posts/1705482060/
バケツに30〜40℃のぬるま湯を張り、その中にレザースニーカーを浸します。
30分〜1時間放置後、サドルソープをスポンジにつけて泡を作り、レザースニーカーの外側・内側の順に洗っていきましょう。
優しく触ってあげるイメージでこするのが、素材を傷めないコツです。
縫い目や取り切れない細かな汚れには、歯ブラシを用いると取れやすいです。
2. サドルソープ拭き取り
出典元:https://io-shoes.jp/posts/1705482060/
レザースニーカーを洗ったら、サドルソープを拭き取る作業に移ります。
サドルソープには保湿作用が含まれているので、必要以上にすすぐ必要はありません。
ついた泡は新しいぬるま湯を用意して洗うか、タオルや布でやさしく拭き取ってあげるようにしましょう。
3. 日陰干しをする
サドルソープを拭き取り終わったら、乾燥作業に入ります。
乾燥させる際は、クリーナーで洗うのと同様に日陰干しをしてください。
水を含んでいる分、日陰干しにかかる時間が長く、大体1〜2日かかります。
日陰干しを早く終わらせるには、靴内に新聞紙を詰めて3〜4時間おきに取り替えてあげるのがおすすめです。
新聞紙は吸水性があり、靴を乾燥させるのに適しています。
ただし、新聞紙を取り替えずに放置していると、逆に水分が蒸発せずカビの原因になるので注意が必要です。
定期的に靴の乾燥状態を確認し、完璧に水分が無くなったら保革クリームを塗る作業に移ってください。
4. 保革クリームで栄養と潤いを与える
クリーナー同様に、水洗いの後も保革クリームで栄養と潤いを与えます。
柔らかい布やクロスに保革クリームを取り、全体的に伸ばしながら塗って完了です。
レザースニーカーはクリーニングがおすすめ
革のコンディションを整えるのは、素人にとって難しい技術です。
そのため、手入れをしているつもりがかえって傷めてしまった、なんてケースも起こりうるでしょう。
もし、いつまでもキレイで清潔なレザースニーカーを使いたいなら、クリーニングに依頼するのがおすすめです。
クリーニングでは、今回紹介した手入れ方法を、プロの知識・技術・道具で仕上げてくれます。
・レザースニーカーの手入れをする暇がない
・手入れは面倒だけどレザースニーカーを履き続けたい
以上のような方にもクリーニングに依頼するのは最適です。
ハイブランドのレザースニーカーはクレアンにおまかせ
当店クレアンでは、お客様の要望と素材に合わせて、多彩なクリーニング法をご用意しております。
我々は、お客様のファッションライフをとことんサポートする高級クリーニング店です。
そのため、一般的なクリーニング店ではお断りされた素材でも、徹底的にキレイに仕上げます。
もちろんリカラーやカビ・シミ抜きにも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
大事にお手入れして、長持ちさせましょう
今回はハイブランドのレザースニーカーのお手入れ方法について紹介しました。
基本的にお手入れする場合は
・クリーナーを用いる手入れ方法
・水洗いを用いる手入れ方法
の2種類です。
どちらも必ず保革用クリームを塗る点を忘れないようにしてください。
また、自身で手入れしていたとしても、細かな汚れが取り切れない場合もあるでしょう。
そのため、定期的にクリーニングへ依頼することも忘れないようにしてください。
いつまでもキレイで艶のあるハイブランドのレザースニーカーを履いていきましょう。