今の季節にぴったりなステンカラーコート。
暖かくシンプルで上品なシルエット、かつ流行に左右されないことから大人の男性にとても人気なアイテムです。
ただ、こんな悩みを聞くことも。
「オンオフ問わず着まわせるステンカラーコートがほしい」
「どんなステンカラーコートを選べばいいかわからない」
「いつも同じコーデになってしまう」
そこで本記事では、オンオフで着まわせるステンカラーコートの選び方や、マンネリを脱却する着まわし方を紹介します。
小物のアレンジ方法なども紹介していますので、ぜひご覧ください。
このページの目次
ステンカラーコートとは?大人の男性におすすめな理由
ステンカラーコートとは、後ろ襟部分が高く、前に向かって低く折り返せるようになったデザインのコートです。
他のコートと比べると装飾が少なく見た目がシンプルなことから、オン・オフ問わずどんなシーンでも着られるアウターとして人気を集めています。
襟を開いても閉じても着用することができ、マフラーやストールなしでも小顔効果が期待できます。
シンプルなアウターなので、素材使いやシルエットで印象が大きく左右されることもポイントです。
ステンカラーコートはシンプルで、上品にコーデできる大人の男性にとてもおすすめなアイテムです。
ステンカラーコートの選び方!プライベートからビジネスシーンまで
ステンカラーコートはシンプルなデザインから、プライベートからビジネスシーンまで大活躍のアウターです。
ただ、プライベートのみで着回すのと、ビジネスシーンとあわせて活用するのでは着丈や色など、選び方が変わってしまいます。
ビジネスシーンでもプライベートでもぴったりハマる、ステンカラーコートの選び方を紹介します。
自分にぴったりな着丈の選び方
ステンカラーコートの着丈は、ジャストサイズを選ぶようにしましょう。
ステンカラーコートのサイズ感は2種類あり、今っぽく着まわせるビックシルエットと、スタンダードなジャストサイズ、どちらを選んでもおしゃれにコーデすることができます。
しかし、ビジネスシーンでも活用するとなれば、流行に左右されないジャストサイズをチョイスしましょう。
ジャストサイズの選び方は、腕の長さは手の甲に若干かかるくらい、着丈は膝上10cm程度のものを選ぶと堅苦しく見えないのでおすすめです。
肩幅が広くて、どうしても窮屈に見えてしまうという場合は、ラグランタイプ(肩と袖のつなぎめがない)ものを選ぶのもおすすめです。
流行に左右されず、シンプルなものを選ぶとビジネスシーンでもしっかりハマりますよ。
色や柄はどんなものを選ぶべき?
出典元:http://lymph-beautycare.com/outerwear/coat/soutiencollarcort/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%81%AE%E7%9D%80%E3%81%93%E3%81%AA%E3%81%97/
オンオフ問わないステンカラーコートは、柄がないベーシックな色を選びましょう。
ブラックやネイビーなどもベーシックなカラーですが、ベージュや明るめのグレーは中に着る色を選ばず、見た目にも明るく見えるので特におすすめです。
冬になると、店頭に並ぶトップスのカラーも落ち着いたトーンのものが多くなります。
そんな中、アウターもブラックやネイビーを選んでしまうと全身黒くなってしまったり、暗い印象になってしまいます。
そんな時に、ベーシックながら比較的明るい色に見せてくれるベージュやグレーは大活躍。
トップスやパンツの色を選ばず、ビジネスシーンでも顔色をパッと華やかに見せてくれるので特におすすめです。
素材選びが大切!上品に見える質感は?
ステンカラーコートで上品に見える素材は、ウール系がおすすめです。
防寒性も高く、見た目にも暖かく見えるので今の季節にもぴったり。
撥水するナイロンや、コットン素材などもありますが、これらは少しカジュアルな印象を持たせてしまいます。
軽やかな雰囲気になるので、春先や秋にも使うことができますが、重圧感は物足りなくなってしまいます。
長いシーズンを着まわすにはコットンもおすすめですが、防寒性や男らしいフォーマルな印象を保つにはウールを使ったステンカラーコートを選びましょう。
ステンカラーコートをキレイめに着こなすアイテム
ステンカラーコートはシンプルなアイテムですので羽織るだけで上品な印象を持たせてくれるアウターです。
ただシンプルな分、コーデが毎回似たような見た目になってしまうのも困りものですよね。
そこでこちらでは、ステンカラーコートをプライベートで着まわすアイテムや人と差をつけるアイテムのポイントを紹介します。
AラインやYラインを意識して
ステンカラーコートのコーデはAラインやYラインを意識しましょう。
AラインやYラインとは、全体のシルエットがアルファベットの「A」や「Y」になるようラインを整えることです。
Aラインは下半身にボリュームを、Yはパンツをスマートなものを選ぶのがポイントです。
キレイめに着こなすには、特にYラインがおすすめですが、着回しに幅を持たせるのであればAラインもはずせません。
少しカジュアルよりな印象になりますが、他のアイテムをシックにまとめることで、大人の男性のきれいめカジュアルに整えることができます。
これらのシルエットを意識することで、コーデの幅を広げることができます。
トップスの選び方
トップスはAラインやYライン、どちらもスマートなものを選ぶのがポイントです。
少しカジュアルダウンして着る場合やキレイめにまとめるアイテムをそれぞれ分ける場合のおすすめアイテムはこちら。
カジュアル |
きれいめ |
薄手のパーカー・カットソー |
シャツ・ベストセーター・ハイネック |
ビジネスシーンでもよく使うシンプルなシャツも大活躍しますが、上にベストのセーターを重ねたりするのであれば、チェックシャツもちら見えに抑えるとおしゃれに見えます。
少しカジュアルダウンするのであれば、見た目にもわかりやすい薄手のパーカーに重ねるのもありですが、オックスフォードシャツなど素材をカジュアルなものにするのもおすすめです。
ステンカラーコートはキレイめなアイテムです。
フォーマル感が強くなりすぎないよう、プライベートでは少し「ハズし」要素を入れることでバランスをとってトレンドを意識しましょう。
パンツ選びは全体のシルエットに合わせて
パンツは、全体のシルエットを決める大事なポイントです。
まず、パンツにどんなものを選ぶかで全体のコーデをスマートに決めることができます。
AラインやYライン、ステンカラーコートにそれぞれに合うパンツのシルエットはこちら。
Aライン |
Yライン |
シェフパンツ・ワイドパンツ |
テーパード・スキニー |
Aラインのシェフパンツやワイドパンツを選ぶときには、カジュアルダウンしすぎないように素材はコットンやコーデュロイをチョイスするのがおすすめです。
逆にYラインでテーパードやスキニーなど、細身のアイテムを選ぶときはデニムやポリエステルなど少しカジュアルな素材をチョイスしましょう。
素材とラインのバランスをとることでカジュアルになりすぎず、キレイめにも着こなすことができます。
靴選びも大切!着こなしの幅を広げよう
ステンカラーコートをカジュアル、キレイめそれぞれに着こなすために合う靴の種類を紹介します。
おしゃれは足元から、と言われるように靴はファッションの中でも重要なポイントです。
カジュアル |
キレイめ |
スリッポン・レザースニーカー・スニーカー |
キャンバスシューズ・革靴・ブーツ |
パンツにカジュアルなものを選んだのであれば、足元もカジュアルなもので合わせるのがベターです。
逆にパンツにキレイめなものをチョイスしたのであれば、キレイめに見える靴を合わせましょう。
パンツと靴のテイストを合わせると全体のコーディネートのトーンをまとめることができます。
ただ、カジュアルやフォーマルになりすぎないよう、パンツとトップスのテイストは逆のものを選ぶようにしてくださいね。
小物は使い方で差をつけよう
冬の小物といえばマフラーや手袋。
特にマフラーはいくつかの種類を使い分けることで、コーデに幅を持たせてくれる便利なものですが、巻き方に工夫をするとより一層おしゃれに見せてくれる優れモノです。
普通に首に巻きつけるのもシックな雰囲気がでていいのですが、巻かずに首からさげてストールのように見せたり、コートの前を閉めて中に入れるとよりスマートに見えるのでおすすめです。
小物を見せる割合も工夫してみると、着まわし方にバリエーションを持たせてくれます。
カジュアルにもシックにもキメられるステンカラーコート!
今回本記事では、ステンカラーコートの選び方や着まわし方を紹介しました。
ステンカラーコートはキレイめで、大人の男性にぴったりのアウターです。素材によっては、長いシーズンで着まわすことができます。
合わせるインナーを工夫するとカジュアルにもキレイめにもまとめることができますので、ぜひこの冬はステンカラーコートで過ごしてみてください。