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防寒ジャケットの定番はやはりブランドダウン
高級ブランドのダウンジャケットは“ブランドダウン”ととも呼ばれます。 一般的なダウンジャケットとの違いは「保温性」とやはり「見た目の高級感」でしょう。 レディースの見た目は、ブランドダウンと通常のダウンジャケットでは相手に与える印象もブランドダウンの方がかなり美しくなると思いますので、一着は揃えておきたいところですよね。 また、ブランドダウンには耐久性も通常のダウンジャケットよりも優れているものが多いです。 結局のところ、ダウンジャケットを長年使用するならブランドダウンに限るというわけです! そこで今回は、素材別で高級ブランドダウンを紹介しその後お手入れ方法を説明します。 もちろん使用されている素材によってそのお手入れ方法は異なりますので、その生地に合わせたケアが必要です。
〜ウール〜
タトラス(TATRAS)
出典:https://tatrasconceptstore.com/ ●DOMIZIANO(ドミッツィアーノ) 表地素材:ウール95%絹5%
ブラックに近い深みのあるダークネイビーの限定カラー。 少し長めに設定された着丈はスーツ等ジャケットなどでドレスアップした際も合わせれるようなバランス。フードは取り外し可能。 フロントジップやサイドポケットのジップも全てシルバーメタルで仕上げられ、カジュアルになりがちなダウンジャケットのコーディネートにも上品なアクセントをプラスしました。
ウールダウンの自宅での洗濯方法(手洗い)
●浴槽
●バスタオル(タオル繊維が付着しにくいもの)
●ドラム式乾燥機(手持ちであれば)
❶洗濯表示を確認
引用:https://panasonic.jp/wash/special/ehyouji.html まずは、ウール素材のダウンジャケットが洗えるかどうか洗濯表示で確認しましょう。 大体のものは、洗濯不可の表示になっており、手洗いが可能なものがちらほらあるくらいです。 そもそもウールはシワや縮みなど型崩れが起きやすい素材のため、原則洗濯機で洗うことができません。 今回は、「液温は40度を限度とし、手洗いができる」の表示があるものについて、自宅で汚れを落とす方法を紹介します。
❷おしゃれ着用中性洗剤を使う
引用:amazon(画像内リンク) ウール素材の洗濯にはおしゃれ着用の中性洗剤を使います。 普段着用の洗剤はウールにとって洗浄力が強すぎるので使わないようにしましょう。 誤って使用すると、素材が傷んでしまう可能性があるので注意してください。
❸“やさしく洗う”を心がける
手洗いのコツとしては力をあまりかけずに洗うこと。間違ってもゴシゴシしないようにしてください。 まず、ぬるま湯をお風呂の浴槽に溜めて、1回使用の半分くらいの洗剤を入れ、約30分付け置きします。 通常の着用の際に付着するホコリや汚れはつけ置き洗いでかなりキレイに落とせます。 次に、浴槽つけたままの状態で軽くジャケット全体を揺すり汚れを落としていきます。 この時に注意して頂きたいことが、強く押し込んだり揉んだりしないことですね。 それをすると、せっかくキレイに汚れが落ちていたとしても生地の方が傷む原因になってしまいます。
❹すすぎ
「洗い」の後はすすぎです。 汚れた水を抜き、キレイな水に入れ替えて、数回すすぎます。 目安としては泡が出て来ない程度まで。 泡が出なくなったら、浴槽の縁にかけて水分が少し蒸発するよう30分ほど置いときます。
❺乾燥
バスタオルなど大きなタオルで優しくタオルドライをしましょう。 その後、日陰干しで完全に乾いた状態と言えるまでしっかり乾かして下さい。 中途半端な乾きだとカビの原因になります。 (※天気の良い日を狙って手洗い洗濯するのが最善!)そして、もしご自宅にあれば低温のドラム式乾燥機に入れて数十分回しましょう(タンブリング)。すると、まるで購入後すぐのようにふわふわになります!!
ウール素材のブランドダウンにくっきりとしたシミや汚れが付着してしまった場合は、自宅での洗濯は控えた方が無難です。 無理して自宅で手洗い洗濯しようとすると逆に生地を傷め、取り返しのつかない事態にもなりかねません。 そういった場合はすぐにブランドダウン専門のクリーニングに出すようにしましょう。 →高級クリーニング専門店クレアン
〜カシミヤ〜
ムーレー(MooRER)
出典:https://www.moorer.clothing/jp/
●ANTIOPE-KAS 表地素材:カシミア 混合生地で製作された中わたがとてもピュアな洗練されたコート。 バックと袖のカシミヤ100%の暖かい生地とミンクのハイネックの高級感漂うフロントの組み合わせ、最高級のマットなナイロンのキルティングの取り外し可能なファーとなっています。
カシミヤダウンの自宅でのお手入れ方法
●柔らかい豚毛ブラシ
★カシミヤとは
カシミヤヤギから採取した動物繊維。 カシミヤヤギは、その表面が粗毛で覆われていて、その下に柔らかいうぶ毛がありますが、このうぶ毛を「カシミヤ」と呼んでいます。 特徴としては、保温性に優れ、軽くて柔らかい肌触りと光沢のある上品な風合いです。
❶カシミヤは水に弱い
カシミヤは複雑に絡み合っている繊細な繊維でできているため、水滴などで濡れてしまった部分の繊維は膨張してしまいます。 たとえ水滴が乾いても、膨張した毛並みが乱れてたままになることが多く、カシミヤ本来の美しい光沢感が失われてしまうことも。 ということから、まずは水に濡らさないように心がけることが重要になってくるわけです。
❷カシミヤは洗濯不可
カシミヤはしっとり感とツヤツヤ感がとても気持ちよい肌触り。 この触感は何から来ているのかと言えば、カシミヤの天然の油脂によるものです。 カシミアを間違って洗濯すると、天然の油脂がなくなってパサパサになってしまいます。 そういったことからも、水に弱いカシミアダウンの自宅での洗濯は不可というわけです。 防水スプレーを軽く全体にかけて水濡れを防ぐというのも一つの手です! しかし、あまりかけ過ぎると防水スプレーの水分で毛先が逆に傷んでしまうこともありますので、全体に薄くかけて下さい。 クリーニングに出すなら、一般的なクリーニング屋さんに出すのは控えた方が無難です。 カシミヤなど高級素材のクリーニングを専門としているお店が良いでしょう。 →高級クリーニング専門店クレアン
❸帰宅後のブラッシング
カシミヤダウンを着た後は、帰宅後その都度、豚毛ブラシなどの柔らかい毛のブラシを使ってブラッシングするように心がけましょう。 表面についたのホコリや汚れをその日に落としてしまうことが大切です。 ブラッシングをかける時の注意点は、毛並みに沿ってやさしくホコリをはらうこと。 力を加えすぎるとかえって毛先が傷んでしまう原因になりますので気を付けましょう。 着用後のブラッシングはカシミヤ素材をいつもキレイな状態に保ちます。 ブラッシング後は、部屋の風通しの良い場所にハンガーで吊って湿気をとることも重要です。
❹カシミヤダウンは“休息”が必要
カシミヤダウンは軽くて保温性に優れているため、着心地がかなり良いです。 冬は毎日着たい!と誰しもが思うはずですが、長持ちさせるためには過度に多用せず“休息日”を作ってあげましょう。 あまり連続して着用し過ぎるとそれだけで毛並みを乱してしまう原因になります。 数日に1日程度はあえて着ない日を作ることをおすすめします。
〜合成繊維〜
モンクレール(MONCLER)
出典:https://www.moncler.com/ja-jp/
●Marrionnier
表地素材:ナイロン
包み込むようなラインのモデルで、クラシカルなボーダー状キルティングが温かさを逃がしません。気温やスタイル選択に合わせてかぶったり脱いだりできるフードです。
合成繊維素材のブランドダウンの自宅での洗濯方法(手洗い)
素材が合成繊維のブランドダウンの手洗いの方法は、メンズ編をご参照ください。 →メンズ編
クレアンは“ブランドダウン”専門のクリーニング
ブランドダウンのクリーニングならクレアンにお任せください。 高級ブランドの繊細なダウンジャケットの汚れやシミも綺麗に除去し、元のツヤに戻します。 まるで購入したばかりのような、ふわふわのダウンジャケットになってお手元までお返しします。
玄関先まで“集荷・集配”が可能なクレアン
ダウンジャケットをクリーニングに出すときに面倒なことといえば、「かさばる」ことですよね。 雑に扱って生地を破くわけにもいきませんが、何せ、かさが大きい洋服なので、クリーニングに持っていくのも一苦労です。 その悩みを解決したクリーニング店がクレアンです。 全国宅配クリーニングのクレアンなら、玄関先まで集荷・集配OK! ダウンジャケットを持って行くのが億劫だという方も、ご連絡一本で大丈夫です。 そんなクレアンの“ブランドダウン”クリーニングをぜひご利用ください!