バッグ・鞄の底角の修復
筆で顔料を乗せていきます。
加工した跡が全く残らないようにするのが、技術です。
ジャンフランコ・フェレのダレス型ビジネスバッグの底角の修復
バッグの底の角は擦れやすく、バッグクリーニングのランキングトップの依頼修理箇所です。
顔料で周りと同じ色をつくり、エアブラシや筆で塗っていきます。
飲み物のこぼしたシミ・汚れの修復
ステファンのレザーギャザーバッグのシミ・汚れの修復
生ジュースをこぼした跡。革に染みこんで変色していまいました。
バッグクリーニングでシミ汚れを取り、残った跡を全体的に濃い色に染め替えすることにより、補修しました。
バッグの染め替え
トッズのDバッグの染め替え
シルバーメタリック色のバッグ。薄汚れてきたので、黒への染め替え依頼です。
黒といってもいろいろな黒があり、やわらかなツヤと質感を残した黒に染め替えました。
金具のマスキングガード
フルラバッグのロゴ入り留め金のマスキングガード
染め替え技術は、いかにステッチや金具を損なわずに修復するかが、決め手となります。
布・キャンバス地の染め替え
イタリア製の黒と白のメッシュバッグの染め替え
元のバッグより品のあるバッグに生まれ変わって、お客様に大変お喜びいただけました。
白い部分が茶色く変色してきたので、なんとかしてほしいとの依頼です。
バッグクリーニング後に、濃い色に染色し直しました。
メタリックカラーのメンテナンス
プラダの長財布のメンテナンス
ゴールド、シルバーメタリックは染料の密着度が弱いため、色はがれが起こります。
染料を同じ色に調色するのが大変むずかしい作業です。特殊な染料を調合し、財布の修復を行いました。ゴールド、シルバーのリカラー、染め直しはエナメルに次いで難しい加工です。