エナメルバッグ・鞄・財布のクリーニング・修理

ツルツルしたエナメルは、汚れがつきにくいというのは間違いです。エナメル革の表面を顕微鏡で見ると無数の小さい穴があいています。そこから汚れが入り込んでしまうのです。

汚れがついたらいくら拭いても取れません。元通りに復元するには特殊な技術が必要なのです。

往復送料無料(沖縄・離島除く)

バッグクリーニング専門店ができないエナメル素材のバッグ・財布

ルイヴィトンバッグ モノグラム ヴェルニ

つややかな本皮エナメルバッグですが、ツヤがなくなり、バッグの右半分は汚れの損傷が見られます。これは外側から洗浄しても全く効果はありません。

汚れがエナメル内部まで入り込んでしまっており、その内部の汚れ除去するには、エナメルを一度剥がして再度エナメル加工をする方法しかありません。このバッグはこうした方法により復元しました。

マークジェイコブス エナメル 長財布

エナメルの光沢には高級感があり、とても魅力的ですが、使っているうちに、必ず汚れがエナメルの中に入り込んでしまって惨めな姿になります。本革のエナメルは、合成皮革のエナメルとは同じ光る素材でも全く風合いが違います。それだけにリスクも高いのです。

エナメルの修理・修復には様々な方法と工程があり、エナメルをすべて剥がして、汚れをとり、またエナメルの再加工をしてリメイクをする方法が中心です。

エナメルバッグ・鞄・財布の修復には、バッグメンテナンスの熟練の技術が必須!

日本にはこうしたエナメル加工ができる職人がほとんどいないのが現状で、その作業は複雑で時間も掛かります。

エナメル財布がこんなにも変わってしまうのかというほど、変色しています。

買った時のエナメルに甦りました!ほぼ全身をリペアいたしました。

メッキの再加工

付属の金具が剥げてきたので、直してほしいというお客様の要望もあり、メッキ加工も行っています。

内部にまで十分なケアを!

財布内部の修理とリカラー。財布は日常的に使われているので、汚れが激しく内部までキレイに仕上げます。

ステッチ(縫い目)部分の細かい染色です。

ファスナーの布部分を部分的に洗浄してキレイにします。通常のバッグクリーニングでは対応できないところです。

外からは取れないエナメル内部のシミ

ルイヴィトン モノグラム ヴェルニ エナメル 長財布

手あかと赤いシミが目立ちます。「これでは使えない。使えるようにしてほしい」というお客様の要望にお応えします。幸運にも財布全体の変色が見られなかったので、エナメル内部のシミと手あかを除去することで、修復が終わりました。

エナメルバッグ・鞄は劣化しやすので、早めの修理を!

シャネル マトラッセ エナメルバッグ

ほとんどのヨーロッパ有名ブランドバッグには、シリーズにエナメルバッグを入れています。これはシャネルマトラッセ。優雅な白のエナメルが特徴です。

エナメルバッグはその優雅さとは別に、傷つきやすく汚れやすいのです。バッグ本体のエナメルのカドがはがれ、スレがひどくなっています。

このバッグのエナメル補修は、エッジの補強から始まり、汚れの洗浄、エナメル再加工とかなり作業工程を経て完成しました。

バッグの裏側は表側に劣らず劣化が激しくあります。

表側と同じく、エッジの補強、汚れの洗浄、エナメル再加工と複雑な作業工程を経て完成しました。

バッグのサイドのフチも同じようにエナメルのはがれだけでなく、革の破損もありましたのでレザー(革)の補強をします。そしてエナメル加工です。

白いエナメルバッグは汚れがつきやすい

プラダ エナメル ボストンバッグ

このバッグのあちらこちらに原因不明のシミがついています。本革にエナメル加工をしてあるので、合成皮革のエナメルと違って汚れがどうしてもつきやすく、エナメル内部に入ってしまいます。

変色はありませんので、部分的に汚れを除去して、エナメル再加工をして修復します。

バッグクリーニングと修理の専門店で、修復ができないエナメル素材。どんなバッグでも、どんな素材でも、どんな状況でも元のように復元する、改善するのがクレアンのコンセプトです。