オイルドジャケット・オイルドコートのオイル抜きって何ですか?

オイルドジャケット・オイルドコートの取り扱いに困っているオーナー様、思い切ってオイル抜きを試してみませんか?

オイルドジャケット・オイルドコートは取り扱いが難しい


コートの表面にオイルが塗布してあることが特徴のオイルドジャケット・オイルドコートですが、その個性的な作りゆえに日本においては取り扱いに困るシーンもいくつかあります。
 

他人の持ち物にオイルが付着しやすい

表面に塗られているオイルは仕上げに定着させてあるのですが、もともとコットンなどのコートに油が染み込ませてある状態なので、クローゼットの中で他の衣類と密着したことでオイルが移ったり、摩擦によって他の衣類にオイル移りしてしまうこともあります。
 
オイルが付着したのが自分の衣類ならまだマシですが、エレベーターや電車で密着した他人の衣類や持ち物にオイルが移ることが心配で、なかなか着用できないとお困りの人もいます。

 

電車やタクシーで脱ぎ着しないといけない?

オイルが他人の持ち物や衣類に付着することが気になってしまい、電車に乗る前、タクシーに乗る前、自分や人の車に乗る前にコートを脱いで丸めて、オイルが付着している面が表に出ないようにして手に持つという人もいます。
この方法はバブアー公式でも推奨されているのですが、コートが必要なくらい寒く手に荷物を持っている通勤時などにわざわざ脱ぐのは想像しただけでも面倒です。
この脱ぎ着が面倒になって、オイルドジャケット・オイルドコートを着用しなくなった方もいます。

 

汚れと臭いが気になってくる

洗っていないオイルドコートには汚れが蓄積されてきます。コート表面のオイルは汚れを吸着しやすく、手で払ったくらいでは落ちないことも多いので、一般のコートよりも汚れやすいと思っておいて下さい。
 
さらに、オイルは必ず変質してくるので臭いが強くなります。
古いエスカレーターに乗った時に感じる古い機械油の臭い、酸化した油の臭い、汚れと混ざり合ってなんともいえない悪臭・・・など感じ方はそれぞれですが、清潔好きな日本人にとっては決して好ましい臭いではありません。

 

オイル抜きで気軽に着られるコートに生まれ変わる

リプルーフ前とリプルーフ中
オイルドジャケット・オイルドコートの取り扱いの大変さに持て余し気味でしたら、オイル抜きを試してみませんか?
 
オイル抜きは、文字通りオイルドジャケット・オイルドコートのオイルをすっきりと洗い流した状態で仕上げる方法です。
クレアンでも「クリーニングするついでに、オイル抜きも試してみたい」「前回はリプルーフ(オイルの再塗布のこと)したから今回はオイル抜きで」など、気分でリプルーフとオイル抜きを使い分ける上級者さんもいらっしゃいます。
 
オイルドジャケット・オイルドコートからオイルが抜けるとサラッとしたコットンコートに仕上がります。臭いも落ちてベタつきもなくなるので、周囲に気を遣うことなく普通のコートとして着用できるようになりコーディネートの幅が広がります。
 
注意点としては、オイルがなくなるので色が薄くなったように感じられることと、オイルが落ちたことでいつ付着したかわからないシミが浮き出てくる可能性があることなどがあります。シミはクレアンのシミ抜きで落とすことができます。(時間が経ちすぎているシミは降りないこともあります)
 
オイルドジャケット・オイルドコートの新しい楽しみ方として、オイル抜きもぜひご検討下さいね。