宅配クリーニングのクレアンに年間を通してお問い合わせが多いのが、ブランド財布のメンテナンスやダメージの修復、リカラー(塗りなおし)です。
毎日使っているお財布を改めて見てみると角がスレていたり表面にキズがついている、手が触れる部分が黒ずんでいる、金属パーツがくすんでいるなど、何かしらダメージがあると思います。
これらのダメージは意外と他人に見られています。
せっかくの大事なブランド財布です。クレアンで磨きをかけて汚れをリセットしませんか?
クレアンのメンテナンス事例をご紹介しますので、ぜひご覧になって下さいね。
シャネルの二つ折り財布。クリーニングと修復
シャネルの二つ折り財布は、洗練されたデザインと日常に溶け込む使いやすさから、スマホ決済が進んで現金が必須でなくなってきている現在でもとても人気があります。こちらのお財布もかなり使い込んであって、全体的に黒ずみが見られます。
1日に何度も開閉するパーツにはヒビ・割れも見られます。
革の損傷もクレアンなら修復可能です。リカラーで色を乗せてダメージを目立たなくしました。
全体の黒ずみが落ちて明るさを取り戻しました。
「顔料」でリカラーを施すととてもキレイになるのですが、原料にアクリルなどが含まれているため表面がツルっとフラットに仕上がります。ピカピカとした光沢も出てくるので、この印象は今回のシャネル二つ折り財布には合いません。
顔料の上から「染料」をかけて、レザーの持つ本来の細かいシワ、ムラ、上品な質感を出しました。この技術はクレアンの職人だからこそできる本当に高度な職人技です。
クロムハーツのメタリックシルバーウォレット
アメリカ発祥のクロムハーツのレザーアイテムはブラックレザーの印象が強いかもしれませんね。だからこそこちらのメタリックシルバーウォレットはとても目立ってカッコいいのではないでしょうか。
こちらはウォレットを開いた状態です。
蓋の内側と本体外側の色が違うことがわかりますね。手が触れやすくスレも起こりやすい外側は、どうしても先に変色が進んでくるのです。
また、メタリックカラーはその他のカラーよりも色が落ちやすいという特徴もありますので、特に手の汗や汚れが付着しやすいお財布やバッグはメタリックカラーがくすみやすくなります。
こちらがクレアンでクリーニングとリカラーを施した状態です。
金属パーツも磨きをかけて、シルバーメタリックの目を奪われるような深みと光沢がよみがえりました。
内側の色褪せも丁寧にメンテナンスさせていただきました。変色部分との色の差もなくなり、均一に美しくなりました。