ビフォア
ソファーカバーです。何やらひどいシミ汚れです。カレーのルーをこぼしてしまったとのこと。色も変色してしまっています。いくつかのクリーニング店で断られたそうです。
ビフォア
アップしてみると、ところどころは泥の塊のようになっています。
ビフォア
こちら側にもぺったりと。
ビフォア
こちらの方は固まってしまっています。
アフター
カレーなど油の多い、また色素の強いものはクリーニングするにもとてもやっかいなもので、水溶性の水洗いだけでなく、油溶性の汚れを取るドライクリーニングに、さらに色素を漂白する複雑な処理が必要です。
アフター
水洗いも加わるので、縮むリスクもあります。
アフター
繊維の奥の目の中まですっかりきれいになりました。こうした目の粗いソファカバーは、洗うと縮んでしまったりするので、一般のクリーニング店では断ることが多いのです。
アフター
ソファカバーを縮ませないでクリーニングするのは、ドライクリーニングですが、ドライクリーニングではほとんどの汚れが取れません。水洗いが一番なのですが、洗濯マシーンなど入れないで、できる限り物理的な荷重をかけないで洗う。温度をかけない。そして乾燥機に入れないで、自然乾燥をすることです。