ドバッとソファカバーに赤ワインが・・・

Before

様々なシミ、汚れのあるソファカバー。
これは赤ワインをこぼしてしまって大きくシミがついてしまった箇所です。
かなり惨めな状態です。変色の度合いも進んでいます。

After

様々な作業過程をへて、結果的にはこのようにキレイになりました。

Before

その作業は、まずクリーニングして余分な汚れを落とします。
ワインの色が残りますので、最終的には特殊な漂白作業をします。

漂白液を直接塗りつけてしばらく立つと色が抜けていきます。
かなり強い漂白ですから、事前にテストをしてから本番です。

After

すっかりなくなりましたが、その後中和剤を散布することで、生地への悪い影響もなく作業を終えることが出来ました。

Before

次は黒いシミです。油のようなものがついた跡に汚れが付着して黒ずんでしまったのでしょう。

ドライクリーニングで油性の汚れを取り、さらに水洗いして水性の汚れを取るWクリーニングです。

After

それでも色が残りますので、最終的には特殊な漂白作業をします。
キレイになりました。

Before

これはなにかタール状の汚れがついたようなシミです。
前処理として洗浄力のある石鹸でブラッシングして、余分な汚れを洗い流します。

After

色が残りますので、最終的には特殊な漂白作業をします。
汚れは跡形もなくなりました。

Before

黄ばみと黒い汚れ。同じソファカバーですが、
また違った汚れとシミ跡です。黒い部分と茶褐色のシミは、また違った方法で処理しました。

After

ソファーの染み抜きクリーニングでは、何の汚れ、シミなのか、分からないということが多く、作業する職人は様々なテストをすることで対処法を考えます。
そして汚れに応じて様々な作業をすることで、品物は息を吹き返すのです。