レザー、革の水洗い?
一目見てカビだとわかる灰色の付着物。
クレアンのレザークリーニング技術ならカビだらけのバッグも水洗いで綺麗になるんです。
殆どの場合、カビはクリーニングで除去できますが、レザー製品は基本的に水に濡らすことはNGとされています。
その理由は縮み・型崩れ・色落ちのリスクがあるからです。
ですが、ここまでカビが付いてしまったら、水で綺麗に落としたいと思いませんか?
クレアンでは専門の職人がお客様のご要望や製品の適正を確認し、水洗いが可能なお品物は水洗いで処理を致します。
水洗いをすることで細部にまで洗浄が行き届き、カビを除去できるのです。
また、洗浄前には特殊室での除菌・消臭、洗浄後には専用の乾燥室でしっかり乾燥して、高温多湿を好むカビを徹底的に除去します。
基本的にレザー製品に水はご法度です。
大抵のクリーニング店ではレザー製品に水洗いは致しません。
クレアンの技術があるからこそ、できることです。
だから、仕舞いこんでいたバッグがカビでいっぱいになっていたとしても、諦めることはありません。
カビだらけのバッグが水洗いでこんなに綺麗に!
- ビフォー
- アフター
『そういえば昔買ったあのバッグ、どうしただろう…?』
以前購入したバッグを使いたくなり、押し入れの中を探したことはありませんか??
そして、そのバッグがカビだらけになっていたということはありませんか?
カビが好むのは高温多湿な場所や手垢・皮脂等の汚れ。
つまり、仕舞い込まれていたバッグにはカビの繁殖する条件が揃っているのです。
せっかく見つけてもカビで真っ白…。
これではとても使えません。
画像のハンティングワールドのヌメ革バッグも同様にカビに蝕まれていました。
カビだらけのバッグを前に困ったお客様が頼りしたのは、
高級クリーニングとメンテナンスの専門店・クレアン。
そして、カビだらけだったバッグはクレアンのレザークリーニング技術で見事に甦ったのです。
前述の工程を経たヌメ革バッグは、水洗いクリーニングだけでこんなに綺麗になりました。
もちろん、ヌメ革バッグの品質には何の影響も出ておりません。
また今回のような白や灰色のカビは除去はできますが、茶色のカビや皮の中までカビが浸透してしまったものはカビ跡が残ってしまうことがあります。
クレアンではそのような場合にはリカラー(再染色)加工をして補修することを提案しています。
ヌメ革は飴色に変化する経過を見る楽しみもある
ですが、今回のハンティングワールドのバッグにはリカラー加工はしませんでした。
その理由は、ヌメ革という革の特性にあります。
ヌメ革は、植物タンニンでなめされています。クロムなめしされた革に比べて柔軟性が劣るため、その補助として油脂を多く含ませています。このタンニンや油脂が酸化されて飴色に変化してきます。時間の経過とともに濃い色に変化し、それは元に戻ることはありません。
徐々に飴色に変化していくことが、革らしい自然の風合いを醸しだし、それこそがヌメ革の醍醐味と好まれる方も多いようです。
なので、今回のハンティングワールドのバッグにはリカラー加工をせず、クリーニングのみのご提案をさせていただきました。
もちろん、お好みでリカラー(再染色)加工して新品のようにすることもできます。
クリーニングで綺麗にして、自分の使い込んだ風合いをまた創りだすのもヌメ革製品の楽しみではないでしょうか。
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