イベントの多い12月。パーティードレスのお手入れについて

パーティー楽しむ12月

パーティーグラス

今年もあっという間に12月になりますね。一年でもクリスマスや、忘年会などイベントの多い忙しい月です。

ファー付きドレスや、ビジュー付きドレス等、思いっきりおしゃれも楽しみたいですね。

パーティーには美味しいお食事がつきものですが、ドレスが汚れるのを気にしていては、せっかくのお食事も楽しめません。そこで知っておきたいのが、パーティードレスのお手入れ方法についてです。

またすぐ着るのにクリーニングは…

ピンクのドレス

基本的には目につく汚れがなくても、あとからシミとなって浮き出る落としづらい汚れが多々ありますので、着用後は専門店のクリーニングに出されることをモチロンおすすめいたします。が、「一週間後にまた着る」などの場合には、やはり”汗”や”座りジワ”ましてや”食べこぼしのあと”等、即とりあえずお手入れしておきたい汚れがあるのも事実です。

とりあえずの応急お手入れ

素材にもよりますが、汗については、一般的に広く知られるように、気になる部分に、ぬるま湯を含ませ固く絞ったタオルで叩き拭きをしてください。色が落ちてしまわぬように裏返して範囲は狭くが基本です。表にビジュー等も付いていたら絡まると取れてしまう原因になるので、型崩れを起こさなためにも慎重に手早くが原則です。そして、座りジワについては、アイロンはスチームアイロンも含め、やめておいたほうが無難です。入浴後の湿気のある浴室に一晩かけておくと、湯気がマイルドなスチーム代わりになって幾分気にならなくなるでしょう。

そして、食品などの汚れがついてしまったら。これについては、汚れの種類とドレスの素材の相性にもよるので、一概には言えませんが、食べ物のシミは大きく分けて、水系のシミと油系のシミがあります。
醤油、ワイン、コーヒーなどの水系のシミ。チョコレートやバター、食品ではありませんがファンデーション、口紅などの化粧品が油系のシミ。

汚れがついたときの応急処置

  • 水系のシミは水分をできるだけ移し取るため、濡れたティッシュやタオルなどでできるだけつまみ取ります。
  • 乾いたティッシュやタオルで水分を取り自然乾燥します。
  • 油系のシミは乾いたティッシュやタオルなどで油分をできる限り移し取ります。

そしてパーティーの予定が終わったら、なるべく早く専門の信頼の置けるクリーニングに出しましょう。

ドレスの美しさを保つプロの技

クレアンは、専門の職人がすべてを手作業で水洗いします。どんな素材のものも、クリーニングに精通した職人が熟練された技で、天然石鹸を使い一点一点汚れを確かめながら、シミにはそのシミの種類にあった溶剤を選び、美しいシルエットを崩すことなく洗い上げます。

ドライクリーニングは厳禁です

ビジューつきドレス

ドレスは複雑な飾りのついたものも多くあります。従って、ドライクリーニングは厳禁です。ドライクリーニング用の溶剤で接着剤が剥がれ元の状態には修復不能となる場合があります。また、汗は水でシッカリ洗うことでしか落ちることはなく、繊維に残ってしまうとシミとなって浮きだす可能性があるからです。素材もデリケートなものが多いため染色が弱いものもあり、色の確認をしながら洗える「手洗い」でなければならないのです。

水につけたドレス

確認から仕上げまで

色移りテスト→手洗い方法の決定→(洗浄力の高い安全・安心な動植物油脂から作られる石けんを使用し物理的な力をかけないで)温シャワー洗い→(適度な一定湿度を保つ乾燥室での)自然乾燥→(蒸気の量を微妙に調節出来る業務用での職人による)アイロンでシルエットを作って完成です。

ドレスにアイロン

日常を忘れ、ひと時を楽しむときにお召しになる大切なドレスこそクレアンに安心してお預けください。