冬物の衣替え前のクリーニング・DUVETICA(デュベティカ)ダウンジャケットを丸洗い!〜その2〜

「冬物の衣替え前のクリーニング・DUVETICA(デュベティカ)ダウンジャケットを丸洗い!〜その1〜」に続き、デュベティカのダウンジャケットクリーニング・その2です。

b105fe021adc7317dbb93115d648c12b

良質なダウンは通気性が良く汗を外に逃がしてくれますが、それでもジャケットの内側は汗を吸収してしまいます。こうなるとなかなか家庭用洗濯機では洗いきれず、そのまま衣類ケースに収納してしまうと、保管中の劣化は避けられません。
また前回触れたように、ドライクリーニングでは羽毛の油脂や表面の光沢も落ちてしまいます。繊細な作りのダウンジャケットは、丁寧に手洗いが基本です!

DSC_9274b

クリーニングのコンシェルジュ・クレアンでは天然石けんを使用して水洗いします。
米油から作られたこの石けんは、水との親和性がとても良いためゆすぐと成分がすぐなくなり、合成洗剤のように洗剤が残る事がありません。

DSC_9280b

衣替えでケースに収納する際は少しの汚れが命取り。汚れの種類や質によっては、長期間収納されている間に広がってしまう事も。事前に細かな汚れも逃さずチェックし、汚れ部分を優しくブラッシングします。この石けんは洗浄力が高く、軽いブラッシングでたちまち汚れを除去できます。

DSC_9290b

肌や髪に触れる襟や袖は特に皮脂汚れが気になる箇所。ブラックなど濃い色のジャケットは汚れが目立たないようにみえますが、汚れているのには変わりません! どんな色でもしっかりブラッシングします。

DSC_9284b

DSC_9297b

同じく肌が触れる面で見落としがちなのがポケット周りと裾下。手を出し入れするポケットは手垢の汚れがつきます。また、薄くて繊細な生地で作られているデュベチカのジャケットは、中綿の汚れが透けて表面汚れのように見えてしまう事も。中綿の汚れをしっかり除去する必要があります。
同じく汗や泥の跳ねが気になる裾下も表裏まんべんなくブラッシングします。

以上で前処理と手荒いが終わり、次回「冬物の衣替え前のクリーニング・DUVETICA(デュベティカ)ダウンジャケットを丸洗い!〜その3〜」で仕上げに入ります♪

高級ダウン・クリーニング料金はこちら