レザー・ファーについてのよくあるご質問

ご質問一覧

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クレアンのレザー(皮革)クリーニングと修理は、他店とどう違うのですか?
  1. レザー製品の製造技術者が作業にあたっていますので、レザーのメンテナンスについても、より専門的な技術を要しています。
  2. レザー(皮革)クリーニングではできないとされるスエード、ムートンや布付きの皮製品のケアと修復ができることです。
  3. レザー修理専門職人の手で修理ができます。

これら総合的なレザー衣類クリーニングとメンテナンス技術で、高級ブランドのレザー衣類を多く手がけています。

レザージャケットやコートなど皮製品はどんな洗い方をするのですか?

レザー製品は、その素材によって洗い方は様々です。

レザー製品はレザーの種類や色別けされて、それぞれのレザー洗浄マシーンに入れられます。

また、素材によっては手洗いによる水洗いをします。

レザー(皮革)はクリーニング洗浄しただけでは、シミや汚れが十分に除去できませんので、色補正(リカラー)や再染色を施します。

革のシワが取れない、型崩れなどを修正します。

襟、袖がひどく汚れています。レザークリーニングできれいになりますか?

きれいになります。レザー(皮革)はクリーニングだけではシミは取れません。色補正・リカラーで修正します。レザーの自然な風合いと質感を保つこのリカラー(色補正・再染色)の技術が、レザークリーニング店のレベルを決めます。

クリーニングの洗浄だけではレザーの汚れは落ちないのですね。リカラーは革の種類によってできないものもありますか?

スエード、ムートン素材はリカラーができないとされています。一般のレザークリーニングでは、スエード、ムートンでシミやカビが古くなってしまったら「作業不可」で返品されます。

スエードの染色

スエードレザーは毛羽立っているため、リカラー(色補正)は、皮の性質・部位によって、染料のしみこみ方が一定ではありません、ムラが出る場合があります。
クレアンレザー工房では、こうした難しいスエードのリカラーもすることができます。

スエードの革ジャンの日焼け

レザー製品は熱に弱く、高温による染色ができないため、染色が弱いのです。そのため紫外線による日焼けが起こります。

スムースレザーのりカラーは顔料が使えますが、スエードは毛羽立っているため、染料しか使えません。スエードに染料をかけると部位により染み込み方が違ってくるので、フラットに染め上げるにはとても高い技術が必要となります。

ムートンの染色

ムートンは羊の毛皮の裏側を表側にしたレザーで、シミやカビがついたらクリーニングの洗浄だけでは綺麗になりません。ムートン専用のリカラー(色補正)をするか、染め直しをすることで、修復することができます。

染め替えはできますか?
レザージャケットの色が気に入らないので、濃い色に染め替えたい。
革ジャンが日焼けして古びてしまったので、違う色に染め替えたい。
スエードやムートンレザーコートにカビが生えて茶色く変色してしまった。

など様々な染め替えに対応しています。
特にスエードやムートンの染め替えができる技術を持つレザークリーニング店はクレアン以外日本ではほとんどありません。

納期はどのくらいですか?

革製品のクリーニングは、検品、洗浄、自然乾燥、色補正、最終仕上げなど作業工程が複雑なため、日にちがかかります。お預かりしてから早くて3週間~約1ヶ月、内容によってそれ以上かかることがあります。

皮製品の修理、リフォームはできますか?

ファスナー取替え、ほつれなおし、裾丈詰め、袖詰め、裏地の付け替え、毛エリ付け、ベルト作成、など品目は多くありますが、ブランド品などは部品が手に入らないことがあり、代替部品を使用することになります。

古びた皮コートの風合いが好きなので、汚れを落とすだけというのも可能ですか?

汚れを落とした後、変色してしまっている箇所をリカラー(色補正)することがありますので、希望されない場合はご注文時に必ずその旨をお伝えください。

クリーニングや修理できないレザーのタイプはどんなものがありますか?

基本的にはありません。一般のレザークリーニング専門店でもできないスエード、ムートン、ヌメ革の染色を行っています。

ヌメ革のクリーニングとリカラー
レザージャケットにしみがついてしまいましたが直りますか?

表皮(銀面)のレザーのシミは、クリーニング後、残ったシミ跡を色補正で修正してきれいに仕上げます。スエード、ムートン、ベロアなどの裏皮(バックスキン)の場合は、残ったシミ跡を、同じく色補正(リカラー)処理をして修正しますが、少し残る場合や風合いが変わる場合があります。

カビが生えてしまいました。元通りになりますか?

比較的新しいカビは、簡単に落とすことができます。比較的新しいカビの色は、灰色です。茶色に変色してしまったカビは、クリーニングしても必ずカビ跡が残ります。

リカラー(色補正)で修正しますが、レザー(皮革)の場合、カビ菌によって皮の繊維が破損していることがありますので、目だたなくなりますが、跡が残ることがあります。スエードやムートンのレザーは、繊維がカビによって破損していることがありますので、染め替えをおすすめしています。

革のブルゾンが日焼けして白茶けてしまったのですが、直りますか?

クリーニングの洗浄後、日焼けした跡を染色技術でリカラー(色補正)で修正します。日焼け範囲が広い場合は全面リカラーとなります。

匂いはとれますか?

レザー衣類の匂いには、皮製品独特の匂い、カビや汗、化粧品の匂いがあります。衣類と違って、水で洗い流すことが難しい素材ですので、臭いを完全に消すことは難しいですが、クリーニングによって改善はされます。

また、ヒノキチオールや光触媒によって改善されますが、臭いは100%取れるわけではありません。においの敏感な人には残ることがあります。

檜葉(ヒバの)から抽出したヒノキチオール。自然の最強の消臭剤です。

レザージャケットの脇に汗ジミがべったり付いて変色してしまいましたがきれいになりますか?

綺麗になります。洋服の場合と同じく汗ジミは、革に染みこんで黄ばんできます。革クリーニング洗浄で汚れを落とした後、リカラーで補修します。

汗じみによる変色
牛革のレザーコートの胸の部分に塗料が付着してしまいました。取り除くことは出来ますか?

レザークリーニング洗浄した後、塗料を落としますが、レザーの着色も取れてしまいますので、リカラー(色補正)により再生します。

また淡い色のレザーはジーンズなどの染色の弱い衣類からも色が移ります。この場合も同じような方法で修復します。

金具のメッキが剥がれて来ました。直りますか?

金メッキ、銀メッキなどメッキの再加工ができます。見違えるようにきれいになります。

金具も、留め金、ファスナーなど種類も多くあります。

レザージャケットについたクセは治りますか?

レザーは型崩れやシワが出来てしまうと元に戻りません。クリーニング洗浄して油脂をくわえて革を柔らかくして、アイロン仕上げで修正します。