4月も気がつけばもう1週間。新生活や新学期、花見や歓迎会などなど忙しい日々の方々も多いでしょうが、忘れてはいけない事があと一つ……そう、衣替えです!
最近では家庭用の洗濯機も機能が充実し、いろんなものが家庭で洗えるようになりましたが、それでもプロの技術にはかないません。寒い時期に活躍してくれた冬物衣類たちへの慰労の気持ちも込めて、ここはぜひクリーニングのプロにお任せを!
というわけで今回は、衣替え前の冬物クリーニングとして、DUVETICA(デュベティカ)のダウンジャケットのクリーニングを紹介します!
2002年にイタリアで生まれたデュベティカは、カジュアルなデザインと多くのカラーバリエーションで、あっという間にモンクレールと並ぶほどの人気を得たダウンウェアブランドです。デザイン性はもちろん、100%フランス産のグレイグースダウンを使用するなど、その品質に対する意識の高さも評価されています。
それだけ高クオリティなものだけに、クリーニングもとても繊細な技術が要求されます。
ダウンジャケットは水洗い!
ラベル下部の洗濯表示を見ると、右から2番目に下線が入った“P”マークがあります。これは弱いドライクリーニングであればOKという表示です。しかし油脂類を溶かしてしまうドライクリーニングでは、羽毛の油分までが落ちてしまい保温効果が低下してしまいます。また、デュベチカの特徴でもある光沢ある表地にも影響が出てしまうのです。
この洗濯表示のため自宅で洗濯する方々はおろか、プロであるクリーニング店でもドライクリーニングが多いのが現状です。簡単で効率も良いからなのか……これでは安心してお店に預ける事もできませんね。
クレアンではダウンジャケットのクリーニングは水洗いで行います。
写真の様にシャワーを使って40度のお湯をかけ、中綿のダウンにお湯をしみ込ませます。これによって汗や油脂をなじませ、汚れを除去しやすくするのです。
軽くて肌触りの良い高級ダウンは作りも繊細。もちろん機械洗いではなく、手洗いで丁寧に作業します。
まだまだ作業は途中ですが、続きは「冬物の衣替え前のクリーニング・DUVETICA(デュベティカ)ダウンジャケットを丸洗い!〜その2〜」で!
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