衣類とインテリアのクリーニング・メンテナンスの高い技術を持つクレアンでは、一般のクリーニング店ではまず洗えないようなお品物も取り扱っております。今回はその中からソファカバーのクリーニング、シミ抜き事例をご紹介させていただきます。
赤ワインがこぼれたソファカバーのシミ抜き事例
紫色の変色は赤ワインのシミです。ソファで飲食することによってシミが付着してしまうことはよくあります。
作業の流れとしては、まず検品を行って汚れの箇所と生地ダメージなどを丁寧にチェックして、ソファカバー全体のクリーニングを行います。最初に全体を洗うことによってシミの本当の正体がわかります。
特殊な漂白液を慎重に塗っていきます。シミが落ち始めていることがわかりますね。
ここまで酷いシミを落とすことができる漂白剤なので、繊維へのダメージはゼロではありません。生地ダメージを最小限に抑えられるように事前に何度もテストを行っています。
こちらがシミ抜きが完了したソファカバーです。
あれだけ濃く残っていた赤ワインのシミがキレイに消えました。これがクレアンの技術です。
全体がひどく変色したソファカバーの漂白事例
こちらのソファカバーは何かがシミになったというよりは全体が茶色く変色してしまっています。以前に他のお店でクリーニングしてもらったそうですが汚れが落ちなかったとのことでした。さらに技術力が高いお店をお探しになりクレアンにご相談下さったそうです。
ソファカバーのクリーニングは高い技術が求められる
ソファカバーは一見するとシンプルな布でできているのでクリーニングは一般の衣類と同じ程度と思われるかもしれませんが、実は非常に高い技術が求められます。実際、布団クリーニングは受け付けているお店でもソファカバーは非対応というクリーニング店も多いですよ。
ソファカバーには飲みこぼし・食べこぼし、汗、涎などの水溶性の汚れが付着しやすいため、ドライクリーニングではなく水洗いが必要なのですが、ソファカバーはとても縮みやすいため非常にリスクが高いのです。また、大きな生地を水洗いできる設備環境を整えていないクリーニング店では、そもそも洗えないという事情もあります。
クレアンにはソファカバーのようなデリケートなインテリアもクリーニング可能な設備と最高級の腕を持つ職人がおりますので、いつでもご相談下さい。
シミ抜きの方法として、クリーニング店でもご家庭で安全に使用できる酸素系漂白剤を使うことがあるのですが、このソファカバーのように酷いシミとなると酸素系漂白剤では太刀打ちできないため特殊で強力な漂白剤を使用することになります。生地にダメージがないように職人の知識と経験をフルに活かして慎重な作業が繰り返されます。
全体を汚していたシミがスッキリと落ちて、ソファカバー本来の色に戻りました!