クレアンのソファカバークリーニング技術をご紹介!


いつもクレアンをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
オーダーメイドクリーニングを承らせていただいているクレアンには、

「こういう状態なんですけど綺麗になりますか?」
「他のクリーニング店で何件も断られています。クレアンでもダメですか?」

と、本当に困り果ててしまったお客様からのご相談をよくいただきます。
その中でも多いのがソファカバーのご相談です。

 

なぜソファカバーの相談が多いの?


ソファカバーのお悩みをご相談いただく理由には次の3つがあることが考えられます。

・ソファカバーは汚れやすい
・ソファカバーは汚れやすいのに洗えない
・ソファカバーのクリーニングが可能なお店はほとんどありません

 

ソファカバーは汚れやすい

ソファに座ってテレビを見ながらお菓子を食べたり、お酒やジュースを飲むことは日常的に行われることで、リビングで家族でくつろぐソファも子供部屋やそれぞれの居室のお気に入りのソファも実はとても汚れやすいインテリアになります。

また、近年マンション暮らしの方を中心に人気が高まっているのが「ソファダイニング」です。
ソファダイニングはくつろぎ用のソファと食事ができる食卓が一緒になった家具で、ソファに座って食事をすることが前提になっています。
ソファスペースとダイニングテーブルを置くスペースをひとつにできるので、リビングの広さを確保しにくい住宅でもダイニングテーブルとソファを置けますし、リビングが広い住宅ではさらに広々と空間を使うことができます。

しかし、ダイニングチェアではなくソファに座って食事をするということは、ソファが汚れる確率が非常に高くなるということ。
ソファカバーに飲食物の汚れが付着してしまうのも仕方のないことです。

 

ソファーカバーは汚れやすいのに洗えない

ソファカバーはそもそも汚れやすいインテリアになるのですが、基本的にご家庭で洗うことはできません。
洗えるソファカバーもありますが、特に高級家具のソファカバーはご家庭で洗えないものがほとんどです。

ソファカバーのお洗濯が推奨されていない大きな理由としては、「水洗いによって縮むトラブル」があります。

ソファカバーにはウレタンやクッションを入れて使いますが、洗濯によって少しでも縮んでしまうとこれらの内容物が入らなくなってしまうのです。
クレアンにも「自己流でソファカバーを洗ったことによってクッションが入らなくなってしまいました。元に戻せませんか?(涙)」とご相談を寄せられることもあります。

この縮みトラブルを防ぐために家庭洗濯は推奨されていないのです。
他の洗えない理由としては、色落ちを防ぐため、型崩れを防ぐためなどの目的もあります。

 

ソファーカバーのクリーニングが可能なお店はほとんどありません

汚れやすいインテリアなのにご家庭で洗えないとなると、クリーニング店でプロに洗ってもらうしかないということになりますよね。
しかし、街中のほとんどのクリーニング店はソファカバーの水洗いのクリーニングを受け付けていません。

クリーニング店でも洗えないということにびっくりされるお客様もいらっしゃるのですが、クリーニング店であっても水洗いでソファカバーが縮む可能性がある点は同じなのです。しかも高級ソファのカバーとなるとハイリスクになるため、最初からお断りするお店が多いのです。

ドライクリーニングでも洗えないの?

ちなみにクリーニング店にはドライクリーニングという技もあります。
ドライクリーニングは水を一切使用せずに専用のドライ溶剤を用いて洗う方法で、コート、ニット、プリーツスカートのような水洗いによって型崩れや縮みが発生しやすい衣類のクリーニングによく使われています。

ソファカバーには水洗いは不可だけどドライクリーニングならOKの製品もあります。

しかし、ソファカバーに付着した汚れにはドライクリーニングでは落ちないものも多いです。
ドライ溶剤は油溶性になるため、油汚れはスッキリと落とすことができます。
逆に水溶性の汚れには弱く、ジュース、お酒、コーヒーなどのシミ、染み込んだ汗などの水溶性の汚れはほとんど落とすことができないのです。
ドライクリーニングを済ませたソファカバーをクレアンの洗濯工房の2層式洗濯機に入れて少し回しただけで、汚れが出て水がひどく濁ってくることが何度もありました。ドライクリーニングではそれだけ汚れが落ちないのです。

 

クレアンでソファカバーをクリーニングした事例

汚れやすいのにご家庭で洗えない、さらにいつも衣類のクリーニングをお願いしているクリーニング店で断られてしまって困り果てているお客様から選ばれているのがクレアンです。

クレアンではソファカバーを1枚ずつ水洗いできる技術があり、高級ソファカバーでもクリーニングすることができます。もちろん縮む心配はありません。
油溶性の汚れも水溶性の汚れもどちらも落とすことが可能で、シミ抜き、カビ落としのオプションも用意しております。

ソファカバーにカレーが!


こちらはお客様からお預かりしたソファカバーです。
付着している汚れは、なんとカレーのルーとのことでした。
拭き取っても汚れと匂いが残ってしまって、さぞかしショックだったのではないかとお察しいたします。
やはり他のクリーニング店でお断りされてしまったとのことで、クレアンにお問い合わせいただきました。


クレアンでクリーニングさせていただいて、カレールーのシミが跡形もなく消えました!
縮みの心配もありません。
丁寧にアイロンを当ててお客様にお届けさせていただきました。

カレーをこぼしてしまったソファカバー

 

変色したソファカバーを元に戻す


こちらもソファカバーです。全体的にベージュのような色ですが、ファスナー周辺はオフホワイトですね。(指をさしているあたり)
実は、オフホワイトが本来の色で、全体のベージュカラーは変色なのです。
この変色を元に戻したいというご希望でした。

変色は洗うだけでは落とすことができません。

変色の原因とソファカバーの素材に合わせた特殊な漂白剤を調合して少しずつ塗布しながら元の状態に戻していきます。
こういった作業は機械で行うことはできません。どんなにロボット技術が発達してAI化、DX化が進んでも経験と人の手技が欠かせない作業です。


こちらが洗い上がりです。
お客様より「新品のようになってびっくりした」との嬉しいお声をいただきました。

大きく変色したソファカバー

 

ソファカバーに付着したサビ落とし


こちらのソファカバーには赤サビがついています。

お客様からシミを落として欲しいとお問い合わせをいただき、クレアンで検品させていただいたところ飲食物のシミではなくサビだったというケースもよくあります。
サビも洗うだけは落ちませんし、ご家庭のお洗濯でよく用いられる酸素系漂白剤でも落ちません。


サビ落とし専用に調合した漂白剤を少しずつ塗布して、キレイにすることができました。
白いソファカバーが真っ白によみがえると、私たちもとても嬉しくなります!

縮みやすい、やっかいなシミのソファカバー

 

ソファカバーのクリーニングはクレアンにお任せください

今回は、クレアンによくお問い合わせいただくソファカバーのクリーニングをご紹介させていただきました。
ご家庭で洗える衣類などは家庭洗濯でキレイにして、洗えない衣類やインテリアはクレアンにお任せ下さいませ。
プロの技で安全かつ美しく仕上げてお届けいたします!