いつもクレアンをご利用いただきましてありがとうございます。
クレアンではレザーバッグの染め替え(リカラー)も承っており、ご依頼いただいたお客様より嬉しい声をたくさんいただいています。
今回は、染め替え(リカラー)の事例をご紹介させていただきます。
染め替え(リカラー)って何?
リカラーは簡単にいうと染め替えのこと。
染め替えというと市販のスプレーやキャンバスバッグ全体を染め替えることができる染粉なども販売されていますが、クレアンのリカラーは仕上がりが格段に違います。
こちらはシルバーメタリックのレザーバッグです。
明るいお色のバッグは気持ちも明るくなって、春・夏はもちろん、濃い色のアイテムが増えがちな秋・冬にも大活躍します。
使いやすそうな形で、実際、ビジネスやプライベートでたくさん使われてきたことがわかります。
お客様のご希望は、汚れが目立つようになってきたので、真っ黒に染め替えたいというものでした。
こちらがクレアンでリカラーを施したバッグです。
先ほどのメタリックシルバーと同じバッグなのですが、雰囲気が全く違いますね。
濃い色に染め替えたことで、お客様が気にされていた目立つ汚れとダメージが全くわからなくなりました。
クレアンではリカラー希望でお預かりしたバッグも必ずバッグクリーニングを行います。
まずは洗って汚れを落とすことでシミが取れることもよくありますし、汚れの膜がなくなることで染料・顔料ののりも変わってくるのです。
こちらのバッグもバッグ専用のクリーニングで全体をスッキリを洗ってから、黒い顔料を作り丁寧に塗ってあります。
レザーバッグ全体のリカラーを行うと、技術力によっては革がゴワゴワになったり、短時間で色が落ちることもあるのですが、クレアンではバッグの素材や強度に最適な顔料を調合していますのでその心配は不要です。
角のスレ、細かいパーツもお任せ下さい
こちらのレザーバッグも丁寧に使い込まれていてツヤもあります。
ただ角はどうしても擦れてきてしまいます。角は自分でメンテナンスを加えることが難しい場所ですので、クレアンのクリーニングご依頼でもいちばん修理希望が多いパーツとなっています。
クレアンで修理を施した状態がこちらです。
いかがでしょうか。どこにスレがあったの?と思うくらいキレイになっているのではないでしょうか。
ただ、日々こういったバッグのメンテナンスを行なっている我々からすると、補修によって角のスレが目立たなくなることは当然のことでもあります。
ご注目いただきたいのは、元のバッグのお色と今回リカラーを行なった部分に色の境ができていないことや、顔料の厚みが出ていないところです。
まるで元からこういったお色だったかのように、均一なお色と厚みに仕上がっているのではないでしょうか。「新品同様」とはまさにこのこと。
クレアンには元のバッグのお色と同じ色を作って均一に塗る非常に高い技術があるので、仕上がりが全く違うのです。
ブランドロゴを大事にしたいバッグも染め替え可能です
ブランドバッグにはかなり目立つ部分にロゴが描かれていることもよくあります。
こちらのSAINT LAURENT (サンローラン) TEDDY POCHONも、そういったバッグのひとつです。
素材は柔らかいラムレザーで、キュっと絞ることができるバケットバッグになっています。
この赤いお色はコーディネートの主役にもなりますし、差し色にもなり可愛くて重宝するのですが、普通に使っているだけでも手垢によって少しずつ黒ずみが目立ってしまいます、
また、こちらのバッグには水シミもできてしまっています。
お客様のご希望で、この赤いバケットバック全体を黒に染め替えたものがこちらです。
手前味噌ではございますが、どう見ても元から黒いバッグだったようにしか見えず、弊社の技術者の腕に惚れ惚れしてしまいます!
私個人的には全体が黒になったバッグにハトメの赤がポイントで残っているところが大好きです!
元のバッグのロゴはラムスキンに銀箔を貼り付けてあるような状態でした。
バッグ全体を染め替える時、このロゴがダメージを受けることなく、かつ、元のお色がわかることがないように染めるのが非常に難しいのですが、クレアンなら可能です。
おそらくですが、この技術があるお店は日本全体を探してもかなり希少かと思います。
クリーニングと仕上げによってバッグ全体の汚れも落ちてツヤも出たため、お客様にも新品になったみたいと喜んでいただけて、私たちも心から嬉しくなりました!
バッグメンテナンスはクレアンにお任せ下さい
気に入っていてたくさん使っているバッグほどダメージを受けるのも早いものですよね。
レザーは本来何年も何十年も使い続けることができる素材です。
使い捨てにしないでメンテナンスを行うことで、今世界中で叫ばれているエコにも貢献できる素晴らしい素材なのです。
クレアンでメンテナンスをするとバッグの見た目が大きく変わります。
新品同様に戻るものもありますし、お客様のご希望によっては使い込んだ感を残しつつ、ダメージを修復することも可能です。
長く一緒に過ごしてきたバッグにますます愛着が湧いて、これからも大切に使おうと改めて感じること間違いなしですよ。
こここまでご覧いただきましてありがとうございました。
気になることやご不明点がございましたらお気軽にお問合せ下さいね。