いつもクレアンをご利用いただきましてありがとうございます。
クレアンはオーダーメイドクリーニングのお店で、ただ「洗う」だけのお店ではありません。
補修が必要なコートやバッグを高いレベルで修復することが可能なのです。
ここでは、クレアンの職人技をご紹介します。
バッグの修理をご希望のお客様のご参考になるかと思いますので、ぜひご覧になってみて下さいね。
このページの目次
aniary レザーバッグ
こちらはaniaryのレザーバッグなのですが大きなシミができていますね。
底にもシミが広がっています。
これらのシミは水シミです。お客様からのご依頼によるとお茶によるシミとのことでした。
水溶性のお茶は比較的落としやすいことから、クレアンではまずはレザークリーニングで落とせるところまでシミを落として、状況によってリカラーをしましょうとご提案させていただきました。
★リカラーとは?
リカラーはレザー製品のキズ、汚れ、色あせなどを元の色と同じ色に調色した染料を吹き付けたり塗布することで、ダメージを目立たなくさせる技法です。
クレアンではレザー製品のメーカーと同じようにあらゆる染料・顔料を常備しており、非常に高い技術でお客様からお預かりするレザー製品と同じ色を作りだす技術がございます。
レザー専用の洗剤を使ってやわらかいスポンジでやさしく洗いながらシミを落とします。
お客様からお預かりするレザー製品は1点ずつ使用されている革が異なりますし、経年変化によって革の状態も異なりますので、バッグの状態を見ながら丁寧に丁寧に洗っていきます。
こちらはクリーニング後のバッグです。
ハッキリついていた水シミをスッキリと落とすことができました。
底も美しくなりました!
幸いなことにリカラーを施すことなくクリーニングのみで美しくよみがえりました。
シミは対処が早ければ早いほど落としやすくなります。放置してしまうと革が固くなってしまったり色ムラが発生してしまいますので、気になることがございましたらなるべく早くクレアンにご相談下さいね。
革の状態と汚れの性質にあわせて作業内容をご提案させていただきます。
エルメス ケリーバッグ
こちらはエルメス ケリーバッグです。底の角がスレてしまっていますね。
バッグ全体のお色も本来の深い黒から白っぽく変色しているように感じられます。
こちらをレザーバッグ専用のクレンジング剤とリカラーを施した状態がこちらです。
新品同様と言っても良いくらい美しくよみがえったのではないでしょうか。
バッグの内側には白いカビが生えていました。
専用のクレンジングで隅々まで丁寧にカビを除去して、カビ予防のスプレーで抗菌して完成です。
エルメス ピコタン レザーバッグ
レザーバッグの底のスレはどなたにでもご経験があることと思います。どんなに大切に取り扱っていても、気が付いたらスレてるんですよね・・・。
こちらのエルメスのピコタンも激しくスレていてお客様は補修をご希望でしたので、革の保護を行い、元のバッグの色と全く同じ色を調合して色を塗るリカラーを行いました。
クレアンの職人の調色技術は私たちスタッフから見ても本当に素晴らしく、リカラーをほどこした部分がわからないくらいキレイに修復することができました。
アニエスベーのレザーバッグ
レザーには湿気を吸い取る性質があります。そのため、梅雨の時期にクローゼットにバッグを収納しておくだけでもカビが生えてしまうことも多いのです。
特に日本の高温多湿の環境は革製品にカビが生えやすいので、革靴やレザージャケットも気を付けてみて下さいね。
レザーバッグに発生してしまったカビは古くなると革を侵食しますので、バッグの表面がデコボコになってしまいます。
こちらのレザーバッグにもデコボコがみられましたので、カビを除去してカビ跡を平らにしながら変色した部分のリカラーを行いました。
ゴヤール トートバッグ
最後はこちら、ゴヤールのトートバッグです。
コーヒーがバッグの中でこぼれてしまってシミになってしまったとのことでした。
コーヒーのシミは色素が濃いので洗うだけではシミ跡が残ってしまうのですが、バッグ全体を漂白してしまうと他の部分が変色してしまうことがあります。
しかし部分漂白はさらに難しく、この作業ができるクリーニング店はほとんどありません。
クレアンではこの部分クリーニングも可能ですので、ここまでキレイにすることができました!
バッグクリーニング&メンテナンスはクレアンにお任せください
いかがでしたか?
クレアンの職人の高い技術がおわかりいただけたのではないでしょうか?
バッグのシミ、カビ、ダメージなどでお困りでしたら、ぜひクレアンをご利用下さいね。
ご覧いただきましてありがとうございました。