ファッションは高身長の人の方が似合うもので、低身長だとオシャレに着こなすのは難しい、というイメージがあるかもしれません。しかし、ファッションは自分に合わせることで、どのような体型でも似合うファッションができます。
低身長のメンズにファッションが合わないのは、標準体型や高身長の人に似合うファッションをそのまま取り入れてしまっているからです。そこで、低身長のメンズが大人っぽく着こなすコツをご紹介します。
低身長のメンズが大人っぽく着こなすコツ
出典元:https://www.clubd.co.jp/post-33326.html
低身長のメンズが大人っぽく着こなすためには、知っておくべきコツがあるのでご紹介します。
トップスにボリュームを出す
トップスにボリュームを出すことで、足が目立ちにくくなり、身長が低いのが目立ちにくくなります。低身長の人は全体を細身のIラインで整えた方が良いと考えている人もいるかもしれませんが、実はIラインだと身長を含めて体型がわかりやすくなります。
特にトップスにボリュームを出すと体の横幅も縦の長さもわかりにくくなるので、おすすめのコーディネート方法です。
パンツは暗めの色にする
パンツの色は暗めにした方が収縮色なので引き締まって見え、足が細く見える印象を与えます。またパンツの太さに関しても、細身のパンツの方が足は細く長く見えやすいです。
このような原則がありますが、白のオーバーサイズのパンツも流行っていることを考えておきましょう。逆に、黒スキニーはトレンドからは少し離れている印象があるでしょう。そのため、暗めの色にした方が足が細く長く見えやすいが、トレンドを考えると膨張色やオーバーサイズも取り入れたいといったところです。
そのため、収縮色のテーパードパンツなどを基本にしつつ、あえて膨張色のオーバーサイズで足を太く短く見せるようなファッションも取り入れていくと良いかもしれません。
シューズはパンツの色と合わせる
シューズとパンツの色を合わせることで、足が長く見えます。逆にシューズとパンツの色が異なると、シューズとパンツの境目がはっきりとわかります。色がそろっているとつま先まで足という印象になり、足が長く見えます。
足を長く見せたい低身長のメンズは、シューズとパンツの色を合わせた方が良いでしょう。とはいえ、パンツと完全に同じ色のシューズをそろえるのは大変です。完全に同じ色でなくても、色のトーンが同じであれば問題ないでしょう。
たとえば、濃い色のパンツには黒のシューズを合わせる、薄い色のパンツには白のシューズを合わせる、といった感じです。
キレイなアイテムを多くする
低身長というのは子供っぽい要素とも言えます。他の条件が同じなら、身長が低い男性の方が大人っぽく見えにくいでしょう。そこでバランスを取るために、キレイ目なアイテムを多くすると大人っぽく見えます。
具体的には、テーラードジャケット、革靴、シャツ、などのアイテムです。これらのアイテムを多くすると低身長でも大人っぽい印象になります。40代のメンズはキレイ目のアイテムを多くした方が本人の見た目とバランスが良くなりやすいのですが、低身長の人が大人っぽく見せたい場合はよりキレイ目のアイテムを増やすということです。
あえて上下オーバーサイズ
低身長のメンズは上半身にボリュームを出して、下半身は収縮色の細身パンツで引き締めるとバランスが良いとご説明しました。しかし、あえて上下オーバーサイズにするという選択肢もあります。
今はオーバーサイズがトレンドですが、低身長の人がそれをやったら余計に小さく見えてしまうのではないか、と心配される方も多いでしょう。実際そういう面もあるのですが、上下オーバーサイズにするとかえって体型がわかりにくくなるということがあります。
そのため、細身のファッションで身長を高く見せようとするのではなく、逆にオーバーサイズにして体型をわからなくするというのも一つの選択肢です。
あえてカジュアル中心
オーバーサイズと発想は同じですが、あえてカジュアルにすることでキレイ目に見せない、身長の影響を小さくする、という方法もあります。カジュアル要素を足すとラフな印象を与えます。
人によっては親しみやすい、優しそう、といった印象を持つかもしれません。低身長だとよりカジュアルに見えやすいので、あえて身長を活かしてよりカジュアルに見せるという選択肢もあるでしょう。
たとえば小柄な芸人などで、カジュアルコーデが似合う人などが思い浮かぶかもしれません。キャラクターとして馴染みやすいので、TPOに合わせてあえてカジュアル感を強めたコーディネートもおすすめです。
標準体型や長身40代メンズだと本人の外見的印象からカジュアルウェアが極端に似合わない場合もあるので、これは低身長メンズの強みと言えるでしょう。低身長のメンズが大人っぽく見せたい場合はキレイめコーデ、身長を活かして親しみやすさやラフさを出したい場合はカジュアルコーデということでした。
低身長で体に厚みがある場合は?
低身長の人が大人っぽく見せたい場合は、パンツは特にやや細身の収縮色にすると良いことをお伝えしました。また上半身はボリュームを出した方が望ましいですが、体に厚みがある人だともともとボリュームがあります。
では、低身長で体に厚みのある人はどのようなコーディネートをすれば良いのでしょう。人によって選択肢は変わってくるかと思いますが、今のトレンドから考えるとオーバーサイズにするのがおすすめです。
上下オーバーサイズにすれば体の太さは気にならなくなります。ただしオーバーサイズにするとよりカジュアル感が強くなるので、アイテムは収縮色にしたり、キレイ目のアイテムにしたりするとバランスは取りやすくなります。
ただし、先ほど同様にあえてカジュアル方面に持っていくコーディネートもあります。低身長で太めの体型だとカジュアル感がより強いので、自身の特性を活かしたコーディネートもできます。
自分ならではの個性を生かす
低身長だとファッションが似合いにくいというイメージがあるかもしれませんが、低身長のイメージが出ないように抑えたり、逆に低身長を活かしたファッションもあります。また低身長で体に厚みがある場合、さらにカジュアル感が強くなります。
そのためドレス要素の強いアイテムを中心にカジュアル感を抑えることも可能で、また逆に低身長で体がしっかりしているという強みを生かしてカジュアル寄りのファッショにすることもできます。
低身長だからファッションが似合わないというわけではなく、体型ごとに似合うコーディネートが異なるだけです。ぜひ自身の体型を活かしてファッションを楽しんでください。