婚活に参加しようと思ったものの、あまりファッションに関心がないので服装に迷う、自分はダサいから婚活に馴染める自信がないという方も多いのではないでしょうか。ファッションにあまり関心がない人にとって、婚活のようなフォーマルな場所は服装がネックになりがちです。
しかし、実は婚活のファッションは難しくありません。ファッションに関心がない方でも安心で、またお金もそれほどかかりません。ある程度フォーマルな服装はお金がかかるイメージが強いかもしれませんが、今は安くても良いフォーマル服が豊富です。
この記事では、なるべくお金や手間をかけずに、婚活で女性受けが良いメンズファッションを作る方法をお伝えします。
婚活に参加するメンズファッションの基本
婚活に参加する4メンズのファッションは一言で言い表せます。それは「オフィスカジュアル」です。オフィスカジュアルとは、カジュアルでありながらオフィスにも対応できるスタイルのことです。
具体的にイメージしやすいものとしては、ジャケパンスタイルなどが挙げられるでしょう。アイテムなどの詳細は後述しますが、スーツスタイルのようにビジネスライクすぎず、かといってカジュアルすぎないファッションがメンズの婚活ファッションにふさわしいです。
婚活に使えるアイテム
では具体的に、婚活で使えるオフィスカジュアルアイテムにどのようなものがあるのかご紹介します。
【アウター】
・テーラードジャケット
・シャツジャケット
・コート
【トップス】
・シャツ
・無地Tシャツ
・ニット
・カーディガン
・ポロシャツ
【ボトムス】
・スラックス
・チノパン
・ブラックや濃紺のデニム
【シューズ】
・革靴
・レザースニーカー
以上のようなアイテムが婚活で女性受けの良いアイテムです。もちろん絶対に上記に当てはまらなければならないわけではなく、シチュエーションによって変化します。たとえば、アウトドア要素の多い婚活などではシューズが動きやすいスニーカーになったり、テーラードジャケットよりもマウンテンパーカーの方がむしろ馴染むようなシチュエーションもあるでしょう。
ただし一般的な街中での婚活では、上記のようなビジネスシーンにも対応できそうなアイテムがふさわしいです。上記をどのように組み合わせるかは自由ですが、たとえばテーラードジャケットのインナーをシャツにすればよりドレスライクになり、逆にTシャツにするとカジュアル感が強まります。
ボトムスの場合スラックスはよりドレスライク、チノパンやデニムだとカジュアル寄りになります。この辺の組み合わせは自分の印象や参加する婚活の雰囲気に合わせて調節する形です。
またトップスがTシャツだとカジュアル感が強まるので、下をスラックスと革靴にしてドレス感を強くしてバランスを取る、といった考え方もあります。各アイテムの組み合わせて細かい調整をしてください。
とはいえ上記のようなアイテムであればどのように組み合わせても浮いてしまうようなことはないでしょう。
婚活に使いにくいアイテム
次は、逆に婚活に使いにくいアイテムをご紹介します。
【トップス】
・タンクトップ
・プリントTシャツ
・パーカー
【ボトムス】
・ダメージや色落ちが目立つデニム
・短パン
【シューズ】
・サンダル
・ランニングシューズ
以上のアイテムは婚活では避けた方が無難です。プリントTシャツはそれほど目立たないプリントならOK、アクティブな婚活パーティーなどではパーカーやランニングシューズでも問題ない、といった場合はあります。
しかし、ファッションにあまり関心のない方は避けた方が無難でしょう。タンクトップ、短パン、サンダルなどは説明するまでもないかと思います。婚活に参加するにはラフすぎるのでNGでしょう。
例外として海や川での婚活ならOKかもしれませんが、シチュエーションとしてはかなり限定的です。
アイテム選びの重要なポイント
婚活に使えるアイテム、今後そろえるべきアイテムについてご紹介してきました。オフィスカジュアルと基本的に同じなので、それほど難しくはないでしょう。しかしここで出てくる疑問は、どの程度の価格帯なら問題ないのか?同じオフィスカジュアルでも似合っている人とそうでない人がいるのはなぜ?といった疑問が出てくるでしょう。そこで、アイテムを選ぶうえで重要なポイントについて解説していきます。
アイテム選びの価格帯は?
ジャケット、シャツ、Tシャツ、パンツ、などのベーシックなアイテムをそろえれば良いということがわかりました。しかし、このようなベーシックなアイテムほど価格帯の差が顕著なのでは?安物だと印象が良くないのでは?といった疑問が出てきます。
結論として、ファッションによほど関心の高い女性でない限り価格帯の差はわからないでしょう。つまり、価格帯にこだわる必要はないということです。羽織っているのが高級ブランドのジャケットでもユニクロのジャケットでも、ぱっと見の印象が大きく変わることはありません。
もちろんサイズ感などが合っている前提です。ただし逆に言えば、ファッションに関心の強い女性であれば価格帯の差に気付く可能性があります。全身をファストブランドで用意しても良いですが、たとえば差がわかりやすいジャケットやシューズだけセレクトショップなどで購入するのも一つの手です。
ジャケットはファストブランドで購入すれば数千円ですが、セレクトショップなどで購入すれば数万円程度です。とはいえはっきり言ってしまえば微妙な差ではあるので、ファストブランドで選んでも問題はありません。
サイズ感が重要
アイテムの価格帯はそこまで気にする必要がないということでした。価格帯以上に、サイズ感を気にするべきです。サイズが合っていないと、高級ブランドのものでも安物に見えてしまうでしょう。
逆に言えば、価格が安くてもサイズ感が合っていれば服を着こなせている印象になります。現在のトレンドはオーバーサイズですがオフィスカジュアルなので、やや余裕があるくらいのサイズ感がおすすめです。
オーバーサイズすぎたり、逆にぴちぴちすぎたりするサイズ感はおすすめできません。体型が変わりやすい人は、高いものを用意するよりも安くても体型に合わせて買い替えることをおすすめします。
各アイテムの色合いは?
そろえるべきアイテム、価格帯、サイズ感について解説してきました。次に考慮すべきは色合いです。オフィスカジュアルなのでそれほど選択肢が豊富なわけではありませんが、婚活だから華やかにしたいということでカラフルにしてしまう人もいるかもしれません。
オシャレに自信があって他の人と差別化を図りたい場合などは良いかもしれませんが、基本的には無難にまとめることをおすすめします。具体的には、ブラック、ホワイト、ベージュ、グレー、カーキ、ダークグレー、ネイビーなどベーシックで目立たない色で構成するのがおすすめです。
また全身同色などは違和感が出やすいので、全身ブラック、全身ホワイトなどのコーディネートは避けることをおすすめします。ファッションが好きでいろいろなコーディネートが頭の中にある方以外は、とにかく無難にまとめた方が良いでしょう。
差別化を図りたいのであれば、ファッショではなく会話や振る舞いを意識するのがおすすめです。
仕事とカジュアルを合わせて、魅力的な自分を
メンズは婚活で常識的かつベーシックなファッションをするのがおすすめです。つまりオフィスカジュアルということです。スーツだと堅苦しい印象があり、カジュアルだと婚活という場にはラフすぎます。
オフィスカジュアルならちょうどよいでしょう。各アイテムの価格帯は、可能であればジャケットやシューズは少しお金をかけた方が良いかもしれません。中のトップスやパンツは価格帯の差がほぼわからないので、ファストブランドで問題ないでしょう。
ジャケットやシューズも絶対に高いものでなければならないわけではなく、ファッションに詳しい女性は価格帯に気づく可能性があるという程度です。安くてもサイズ感や色合いをうまく合わせていれば、場にふさわしい形で着こなすことができます。
本記事を参考にして、あまり硬くならずに婚活に挑んでいただければ幸いです。