メンズのファッションは、気を付けないと時代遅れ、ちょい悪オヤジみたいで痛い、年齢に合っていないというイメージを持たれやすいです。しかし、若いころに比べて着れる服が全然なくなったのかというと、そんなことはありません。
逆に、年齢を重ねたからこそ似合うスタイルもあります。若い人だと背伸びした印象になってしまいますが、年齢を重ねたからこそ着こなせるということです。メンズに似合うスタイル、似合わないスタイルを把握して、似合うようにコーディネートしていけばオシャレになれます。
メンズがいまいちオシャレに見えない原因は?
メンズが避けるべきファッションを把握するためには、まずはオシャレに見えない原因を知ることが重要です。ファッションにまったく無頓着な場合はもちろん、お金をかけている、ファッションには気を使っているのにオシャレに見えないこともあります。では、どのような原因があるのでしょうか。
決めすぎている
オシャレに見せようと決めすぎてしまうと、かえってオシャレに見えなくなることがあります。ここがかなり難しい点であり、オシャレに気を使っているけれども決めすぎてはいない状態が理想的と言えます。
具体的には、以下のようなファッションだと決めすぎに見えてしまいます。
・全身ハイブランド
・ぴちぴちのスキニー
・アクセサリーをつけすぎている
どれも一度は目にしたもあるかもしれません。ハイブランドを取り入れるのは良いですが、全身だとかえって印象が悪くなるでしょう。ホストのように、ギラギラした印象を与えてしまいかねません。
意外とスキニーをぴっちり履いている方もいらっしゃいます。以前メンズのすっきりしたスキニーが流行していた時期もありますが、今ではむしろ時代遅れ感を与えてしまうでしょう。
アクセサリーは少し身に付ける分には問題ありませんが、ジャラジャラつけていると印象を損ねてしまいかねません。服装などを適度に着飾るのがおすすめです。
時代遅れ感がある
40代ほどの年齢になりますと、つい昔の感覚でファッションを選んでしまう方もいます。しかし、今の流行ファッションと若いころに流行っていたファッションは異なります。若いころの感覚のままですと流行遅れの印象を与えてしまいます。
具体的には、以下のようなものは流行遅れになります。
・深いVネック
・ジップパーカー
・細身すぎる服
特に細身すぎる服はよく見かけるのではないでしょうか。昔はタイトなファッションが流行っていたため、そのころの感覚で細身やジャストサイズすぎる服を選んでいるメンズも多いでしょう。
ビビットな色使いをしている
原色を使ったオシャレなファッションや、原色を一点だけうまく取り入れたオシャレなファッションは存在します。しかし、特に原色を派手に使ったファッションは若くてオシャレな人でないとうまくファッションとして成立しにくいです。
野暮ったい色を使いすぎている
あるいは野暮ったい色を使いすぎると、地味目の印象になりやすいです。具体的には、カーキ、ベージュ、その他淡い色です。原色と同様に、上手く取り入れればオシャレになりますが、たとえばベージュのチノパンにカーキのTシャツだと全身が野暮ったい印象になるでしょう。
このような色合いを取り入れる場合には、他の部分は黒や白のはっきりした色にするとバランスが良くなります。
メンズに似合いやすいファッションとは?
ここまではメンズに避けたいコーデをご説明しましたが、では逆にどのようなファッションなら似合いやすいのでしょう。
ベーシックなアイテムを中心に構成する
基本的な考え方として、メンズはベーシックなアイテムを中心に構成した方が良いでしょう。具体的には、ニット、シャツ、ジャケット、コート、細身すぎないブラックパンツなどが該当します。それぞれのアイテムにも微妙にトレンドは反映されますが、これに関してはトレンドを少し取り入れる形で良いでしょう。
たとえばシャツの襟がオープンカラーやノーカラーだったり、ジャケットのシルエットにゆとりがあったりすると望ましいです。細かいトレンドを少し取り入れたベーシックなアイテムは大人の印象を与えますので、おすすめです。
サイズ感は程良くゆとりがあるもので
全体のサイズ感はコーディネートにおいて非常に重要です。若い方はトレンドのオーバーサイズを取り入れている傾向がありますが、メンズの場合だらしない印象になりかねません。そのため、適度にゆとりのあるサイズ感が良いです。
ジャストサイズからワンサイズ上げるくらいのサイズ感だと、適度にトレンドを取り入れた程良いバランス感になるはずです。
自身に合ったファッションでキメていきましょう!
年代ごとにある程度似合うファッションが存在します。若いころのファッションのままだと、流行遅れすぎる、年齢に合っていないといったこともあります。しかし、若いころのファッションが似合わなくなってしまったのか、どうすれば良いかわからないと悲観することはありません。
たしかに若いころのスタイルは馴染まなくなったかもしれませんが、逆に大人だからこそ着こなせるファッションもあります。たとえば若い人だとテーラードジャケットなどは背伸びしている印象や着られている印象になりやすいです。若い人がテーラードジャケットを着こなすのは難しいでしょう。しかし、大人のメンズなら、気軽にテーラードジャケットを羽織っても貫禄があるので様になります。
どんな方でもファッションを上手く着こなせますので、ぜひ本記事を参考にしてください!