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秋冬に定番のレザージャケット!
肌寒い季節の定番といえば、レザージャケット。
レザージャケットは、丈の短いものが多いため、ライダースジャケットやモーターサイクルジャケットとも呼ばれます。
素材が革であることは見た目の高級感を高め、丈が短いため足が長く見える効果もあり、レザージャケットは幅広い年齢層の方々に好まれています。
レザーと一口に言っても、革の種類は様々。
主に牛革、羊革、馬革、山羊革などが使用されています。
そこで今回は、高級ブランドのレザージャケットを革のタイプに分けて紹介します。
また後半部分では、レザージャケットのお手入れ方法も紹介します。
革の洋服を自宅でお手入れするのは本当に大変ですからね。
ぜひ最後まで読んでみてください!
革のタイプ別:高級レザージャケット7選〜メンズ編〜
牛革
ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)
出典:https://us.dolcegabbana.com/ja/
・ブルゾン レザー
素材:牛革100%
『シチリア島を起源とするブランドのルーツとテーラリングセンスがレイヤリングと新しいボリューム感に混ざり合った、ドルチェ&ガッバーナコレクション。洗練性と現代感を取り入れ、新たなDNAを作り出しています。ラムナッパ製のブルゾンです。』
牛革の特徴といえば、厚みがあり何と言っても「耐久性」に優れているところです!
ベルルッティ(BERLUTI)
出典:https://www.berluti.com/ja-jp/homepage/
・パティーヌ レザー バイカー
素材:カーフスキン(仔牛革)100%
カーフスキン100%なので、牛革の中ではかなり柔らかく繊細なものになります。
襟元もスタンドカラーとなっているので、カッコ良く着こなせること間違いナシです!
羊革
ダンヒル(dunhill)
出典:https://www.dunhill.com/jp
・レザー ボンバージャケット
素材:羊革100%
『スティールグレーのレザーを使用したボンバージャケット。ダンヒルのロゴ入りジャカード裏地を使用し、袖口・襟・裾のリブが程よいフィット感を生みます。フロントには「d」ロゴをエンボス加工し、ダンヒル ロゴ入りの引き手を使用した両開きファスナーを採用しました。ポケットのファスナーも、アクティブなライフスタイルをサポートします。』
高級感だけではなく、周りの人に優しいイメージを与えられるところがポイントです。
プラダ(PRADA)
出典:https://www.prada.com/jp/ja.html
・ナッパレザー ジャケット
素材:羊革100%
『柔らかなナッパレザー(羊革)を使用した、独特のワックス仕上げのジャケット。フード付の襟、フロントファスナー開閉式、伸縮性のある裾がカジュアルな表情を演出。』
レザージャケットには珍しいフード付きなので、かなりおシャレに着こなせます。
サン・ローラン(SAINT LAURENT)
・デニムスタイル ボタンジャケット(ブラック/スムースレザー)
素材:子羊の革100%
『2つのフラップポケットが付いたデニム ジャケット。サイドに2つのポケット、ウエストに調節可能なタブ。』
子羊の革100%であり、きめ細かく柔らかい肌触りが特徴です。
馬革
ダブルヘリックス(DOUBLE HELIX)
出典:https://doublehelixworks.com/
・Invoker Black
素材:馬革100%
『馬革の専門ブランドとしての誇りから、Double Helixは使用している革を常に厳しい基準で選別している。厚みが1.3mm-1.5mm前後の大きいポーランド馬の原革をひねり出して、複数の植物タンニング剤のレシピ、なめしや空打ちの時間、プレスでの艶の手加減、調色などの工程についてのデータ化した緻密な生産管理を通じて、革の艶感、触感、立体感、色味、匂い、軽さなど、あらゆる面で安定かつ高品質な革を確保することに注力している。』
襟のウールが保温性を高め、そして人目を引くワンポイントになっています。
山羊革
ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)
出典:https://us.dolcegabbana.com/ja/
・レザージャケット
素材:100% ゴートスキン(山羊革)
『はつらつとしたマルチファスナーデザインのゴートスキン製レザージャケットです。前身頃にベルトディテールがあしらわれています。』
ボタンとファスナーの特徴的な組み合わせがクセになります。
自宅でのレザージャケットのケア
まずは革の性質を知る
レザージャケットと一口に言っても、その革の種類は様々。
まずお手入れする時に大切なのは、その革の性質を知ることです。
素材の特徴に合わせたお手入れをしなければ、かえってキズづけてしまうこともあるので注意しましょう。
今回は上記で紹介した、牛革、羊革、馬革、山羊革の4種類の特徴をそれぞれ説明します。
牛革の特徴
牛革ジャケットの特徴は、厚みがある分、耐久性にすぐれ、独特の重厚感があります。
“バイク乗り”の人がよく着用している、まさにライダースジャケットという感じですね。
一般的な価格は、羊革よりはお手頃のものが多いですが、革の種類によって価格帯が変動するのが牛革の特徴。
牛革のグレードは基本的に牛の年齢や性別で区別され、年齢が若いほど高品質です。
特に「カーフレザー」とよばれる仔牛の革は柔らかくてツヤがあり、よく高級ブランド品に使われます。
羊革の特徴
羊革ジャケットの特徴は、きれいなツヤがあって柔らかく、そして軽い。
柔軟であるため加工のしやすい羊革は、デザインの自由度も高く、おしゃれなジャケットを形成します。
繊細な素材なので耐久性は牛革より劣りますが、革製品独特の重厚感は持ち合わせていない分、ファッション性がかなり高く、これもまた高級ブランド品によく使われます。
羊革の一般的な価格としては、牛革ジャケットより比較的高めに設定されることが多いようです。
馬革の特徴
牛革と比較すると強度はやや劣りますが、柔軟性に優れ、特徴としては厚みがないため加工しやすいです。
価格については、馬革ジャケットは値が張るものが多いですが、長期間着るほど光沢が現れ、美しいエイジングが楽しめます。
山羊革の特徴
羊革や子羊革に比べると生地が硬くその分、弾力性があり繊維構造が詰まった革素材。
山羊革(ゴートスキン)の特徴としては、摩擦、型崩れに強いので、ジャケットだけでなく、バックや靴にもよく使われています。
素材を薄くして使用しても強度が保てるので、高級な革製品にも広く使用されるなど、汎用性の高い革素材です。
革の“強度”に合わせたブラシを用意
自宅でできるケアといえば、やはり表面の定期的なお掃除です。
上記で紹介した革のタイプに合わせて、ホコリを落とすためのブラシを用意します。
ポイントは、革の“強度”によって使用するブラシを変えるということです。
上記で紹介した革の種類で、一般的に言われる強度を高い順に並べると、牛革(カーフレザーは除く)→馬革→山羊革→カーフレザー→羊革となります。
馬革までは使用するブラシは馬毛ブラシ、山羊革以降は山羊毛ブラシでお手入れをするとちょうど質感に馴染むでしょう。
馬毛ブラシ
山羊毛ブラシ
ジャケットを着用後、これらのブラシを用いて、やさしく決して生地をキズつけないように革全体のホコリを落としていきましょう。
あとは、直射日光が当たらない所に収納し、月に1〜2度日陰干しをする。
実は日常的なケアはこれくらいで十分です。
自宅でのお手入れのコツは“無理をしない”
レザージャケットの自宅でのお手入れのコツはあまり無理をしないこと。
乾燥を防ぐためのオイルやクリーム、湿気を防ぐための防水スプレー程度ならもちろん良いのですが、例えばしつこい汚れが付着してしまった時などは頑張れば頑張るほど、逆に取り返しのつかない事態になることもよくあることです。
では、汚れやシミが付着してしまった場合はどうすれば良いのか?
結論としては、高級素材を取り扱っているクリーニング店に持っていくのが、やはり最も無難に解決できる方法です。
高級レザージャケットのクリーニングはクレアンへ
クレアンには、最高レベルのレザー復元技術があります。
今回の記事では、その“技術”の一部を紹介します。
レザージャケットのクリーニング洗浄
レザージャケットのクリーニングは、最初にレザー専用のウオッシングマシンで洗浄。
これは種類ワケされた分別洗浄機ですね。
革の種類や色分け、汚れの状態によって分別してクリーニングしていきます。
クリーニング洗浄後は“リカラー技術”が決め手
レザージャケッは、染料や顔料が上塗りされて製品になっているため、着用していると色落ちが生じます。
また落ちにくいのはこびりついたシミです。
それはクリーニング洗浄だけでは、もとに戻らないため、リカラーで修復。
レザーの染色でもっとも大切ななことは、リカラーの材料である染料・顔料をレザー製品のメーカーと同じように、出来るだけ多く持っていること、またメンテナンスするレザーと同じ色を作り出す調合技術なのです。
汗や皮脂汚れの多いエリの修復
レザーは、布衣類と違って、家庭で洗濯などできませんので、着用していると汚れが襟にべっとりついてしまいます。
レザークリーニング洗浄で、汗、皮脂汚れを除去、表皮は汗で酸化して変色しているので、リカラーで補正します。
画像でおわかりの通り、しっかりともとの状態に戻りました。
いかがでしたでしょうか?
このような流れが、最高レベルのレザー復元技術の一部となっています。
玄関先まで“集荷・集配”が可能なクレアン
レザージャケットをクリーニングに出すときの、面倒なことの一つに「かさばる」ことがあります。
見た目の割りにかさが意外と大きい洋服なので、クリーニングに持っていくのも案外苦労します。
その悩みを解決したクリーニング店がクレアンです。
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